2017年06月06日

兵庫県西脇市の「バーガークレイジー」さんへ行ってきましたよ!


美味いハンバーガーを食べたくなったら兵庫県西脇市の「バーガークレイジー」さんを目指しましょう。私はパイナップルチーズバーガーを注文。(お店の壁に初心者はコチラと書いてあり、全くビギナーな私は迷わずそれを注文...) 「写真を撮った後、軽く圧縮して所定の袋に入れてガブっ!と食べてください…」とオーナーのフトシ君。以前店を訪れてくれました。コチラ


カメラを引くとこうなります。顎が外れるかと思うくらい口を開けたら美味さ満載!口の横からタラ~ッと肉汁が...そしてこの横のポテト...ケチャップつけてモグモグ・・・美味いです。
そして、私が感じた一番大切なこの店の特徴とは!・・・何だか本当に南国にいるような気分になれる事...「チャララ~♬♫~」 頭の中を流れるのはハワイアンミュージック、そして目の前には青い海・・・「・・・ザッバー・・・シュワシュワシュワ・・・・・・」それもアメリカハワイはワイキキビーチ、いやっノースショアみたいな・・・皆さんも是非目をつぶって食べてみてください。本当に情景が浮かんで来ますよ!(あくまで個人的な見解ですが...)



お店はこんな感じ。前に駐車スペース有ってクルマでも行けます。そう、バイクや車で直接ハワイに行ける店。兵庫県に居ながらにしてノースショアパイプラインに行ける店。そんな兵庫県西脇市の「バーガークレイジー」さん、次の休みに是非訪ねてみては如何でしょうか...布引クラシックス 松枝

バーガークレイジーさんコチラです。


  

Posted by nunobiki_classics at 20:03Comments(0)ツーリング向けグルメガイド

2017年05月30日

只今、ホームページ更新停止中です!?


只今、ホームページにトラブル発生し更新中断しています。この機会に現在リニューアル作業中!ご迷惑をお掛けしますが何卒よろしくお願いします。その間、このオフィシャルブログやFacebookにて情報アップしています。引き続きよろしくお願いします。松枝  

Posted by nunobiki_classics at 20:48Comments(0)お知らせその他

2017年04月30日

1966 TRIUMPH TR6SR フルレストア車両 商談受付中です!


1966年のTR6SR。ユニット650の中でも状態の良いモノが多く現存するこの時代、最もアメリカ人に愛されたトロフィーシリーズ。また良い車体が届きました。今回は少しモディファイします。


トライアンフの呼称の末尾につくアルファベット。その中の「C」ってのはCONPETITION・・・要するに競技用を意味します。写真は参考写真、1966年の「TR6C」です。このモデルもこの1966年に始まって1970年まで微妙に細部が異なります。その辺りの知識の豊富なわたくし松枝は弁えとおりますよ。「へんてこな意味不明なカスタムバイクじゃない!本物を知り尽くした布引流正統派小カスタムバイクだっ!」みたいな・・・エンジンはクランクシャフトからギアボックスに電装系統からペイントと、要するに布引流フルレストア車両・・・そう、それはブルジョア倶楽部です。皆さん、大いに期待していてくださいね・・・完成次第価格を告知します。問い合わせは下記まで、
メール、info@nunobikiclassics.com 、電話079-557-1203、携帯090-8466-9959(担当マツエダ)までお気軽に!
  

Posted by nunobiki_classics at 11:33Comments(0)販売車両英国車

2017年04月26日

小春日和の下、お友達が訪ねてくれましたよ!


TRIUMPH RIOT の角君が皆さんを連れて遊びに来てくれました!


彼が角君。今年の4月16日に山中湖で開催した「TRIUMPH RIOT」を主催。布引クラシックスも若干の協賛品を提供させていただきました。当日は、最高の天候で大成功だったそうで良かったです。・・・今日感じたんですがね、彼はえらいですよ、オイル交換500キロ毎にやってますって!うちの顧客もこんな人多いのですが他で聞いた事ない。松枝めちゃくちゃ気に入りました。「他のバイク乗り見習えよ!」そう言いたいですね。角君のブログはコチラ


続いて1957 T100の神戸の朱チャン。彼はブリティッシュランを主催している(のかな?)。関西のみならず全国走り廻っているようですよ。彼は神戸のあそこだから私とお隣りのご近所さんです。ふらっとブリティッシュランに参加した時にはよろしくお願いしますよ!朱チャンのブログはコチラ


お次、ファッショナブルな彼はフトシ君。西脇市でバーガークレイジーと言うハンバーガーショップをやってるそうですよ。東京で修行しての開業、実に美味そうですね。今度お客さんとツーリングに予定しましょう。その時はよろしくです!バーガークレイジーさんのH.P.はコチラ


そして、ペイントショップをやってる淡河のアキヒロ君。やれた感じのペイントがウリですね。一見モノ静かな彼ですが、中々の凝り性&頑張り屋さんだと見ましたよ。


近づいてみるとこんな感じ。興味ある人多いんじゃないですか?AOZORA WORKSさんのH.P.はコチラですよ!


そして、あたらしいトライアンフのスクランブラーかな?クルマやバイクにコーティングの店を西宮でやってる西宮の横チャン。T140かなんかのタンク着いてますね。私も芦屋なので地元の同志、親近感沸きます。実は4輪車も好きなので遊びに行きたいなと思いますよ。セラミックプロさんのH.P.はコチラ


やはり、最後はこのツーショットでしょうか。このふたり結構イカレテますね。今どきのイイ感じというやつでしょうか・・・!?また、皆さん是非遊びに来てくださいよ、お待ちしてます!

※このように、布引クラシックスはモーターサイクルに熱い想いを抱いているショップの方や一般の方の来訪をウエルカムしています。わたくし松枝と話したいなと思う人は是非気軽に遊びにいらして下さいね、では・・・(090-8466-9959アポくださいよ!)  

Posted by nunobiki_classics at 21:57Comments(4)お知らせその他

2017年04月26日

2017第三回布引流英国車講座実技編オーナーズクラス開講致しましたよ!


「Be Cool!! Be Clever!!」 「走る事に重きを置く英国車上級者たれっ!」
布引クラシックスのオーナーたる者さっそうと英国車を乗りこなせなきゃなりません。その為には、なぜモーターサイクルは停まってしまうのか?知る必要がある。更に、起こり得るトラブルを未然に防ぐ為の手立てを知っている必要もあります。英国車上級者がクールにクレバーに愛車を颯爽と乗りこなす為の講義が始まりましたよ。 


これは点火装置、エンジンに火をつける電気装置です。スターターレバーを踏み込む瞬間からマスターキーを切る迄、ずっと正常に点火しなければモーターサイクルは走らない。 「これが点火装置か…何だか良く分かんないけど、これで火が飛ぶのか、フムフム…」 


次は充電装置。モーターサイクルは自分で発電して自分で消費する。要するに外部から電源はもらっていない。だからこそ、ちゃんと発電してないと走れなくなる。 「こんな丸いモノが廻って電気を起こしてたのか…フーン…」 どの部品も自分の手で持って感触や重さを感じます。


じゃぁ、電気装置の中で英国車上級者が必ずやらなきゃならない事ってなんだ?・・・そう、それはバッテリーの管理です。バッテリー液を足したり電圧を測ったり、配線を確認したり・・・ 「バッテリー?? こんな身近なモノが一番大切なモノだったんだ…」 12.6ボルトの原則! 「点火装置が機能するためにはバッテリーからの電源が必要なんだ・・・ヘッドライトを点灯させる為にもバッテリーが要るんだ・・・充電装置が正常でもバッテリーが悪けりゃ正常に充電なんかできないんだ。何から何まで正常なバッテリー無くして機能はしないのです。良いですか?電気装置が正常に機能しなければモーターサイクルは停まってしまう。ヒューズ1本が切れるだけでも英国車は停まってしまう。・・・それは山の中でひとり突然愛車が停まってしまうことを意味する。だからこそ、英国車上級者としてバッテリーの管理を絶対にやり抜くんだ!」・・・壊れそうにない電気装置でも、自分の怠慢次第で故障と隣り合わせなんだ、そしてやるべき亊はバッテリーの管理なんだと知りました。布引流英国車講座電気の話コチラ


次はキャブレター。きちんと整備された布引クラシックス製の英国車はキャブレターの調整など殆ど不要です。そもそも、頻繁にキャブレターの調整をするなんてレベルの低い車両を布引クラシックスでは作ってません。それは各所の状態が正常でないから、エンジン、点火装置、勿論キャブレターもしっかりと整備していれば一度決めたセッティングを変える必要は殆どありません。 視点を変えましょう・・・英国車上級者としてやるべき亊は 「スパークプラグの温度を高く維持する事だっ!」 ・・・ 「はっ?なんだそれ?」 要するにキャブレターを気にするよりも自分のスロットル操作を磨けっ!こういう事です。


皆さんは既にある程度の経験が有り自身に満ちています。「キャブレター?ドーンとこうやって開けりゃいいんだよ・・・」国際A級ライダーのように言ってくれます。しかし、皆さんは下手クソです。英国車の走りの半分も生かせていません。


これは、キャブレターを後方から見た絵。皆さんが直接操作するスロットルボディーがベンチュリーの内部に鎮座します。このスロットルボディーの位置・・・その開け方。これこそが古いモーターサイクルの肝です・・・


これは布引クラシックス特製スロットル観察マシーン! 「俺って一体どんな風にスロットル開けてんだ?」 それを自分の手と目で確認致します。合わせて頭に入れる大切な事とは・・・燃焼効率の悪い、燃焼温度も上がらない我が古臭い英国車のエンジンは、高効率、希薄燃料で高温燃焼する現行車のエンジンの何倍も難しいモノなんだ!・・・上手に操作したつもりでもまだまだ足りない。上手に上手に更に上手にならなきゃ一人前にはなれない!日々修行のようなものなんだぞっ!こう頭にインプットします。


「ブォーーーン!・・・ブォーーーン!・・・」目をつぶってイメージすると自分の思っている感じと随分違う。「アイドリングから発進して・・・ブォーーーン!・・・」 プロダクションレーサーの氷見氏がイメージします・・・ 


BMW R50の山田さん 「オーッ!こうなってんのか!おもしれーっ!」 「へーっ・・・意外なもんだなぁ…」 「気化性能の低いアマル社製キャブレターだからガバガバッ開けちゃいけない。出来るだけ絞って絞って狭く開けて、時を待ってズドーンと開ける。燃料を出来るだけ薄く高温に燃やす、スパークプラグの温度を出来るだけ高く保つ事!頭に叩きこめ!・・・」 これからの走りにとっても役立つ時間となりました・・・布引流英国車講座キャブレターとスパークプラグの話コチラ


更に次はオイルの話です。もう皆さん大好きなネットの知識は捨て去りましょう。他人の言う話などもう聞かなくても良いです・・・マルチにシングルがどうの?鉱物系に化学合成がどうの?・・・そんな話ももう不要です。


これは布引クラシックス特製 「正しい英国車オイル学、習得マシーン!」 四角いのがピストン、板がシリンダー壁です。では先ず、左側を手で持って擦ってみます。因みにオイル無し、空で擦ります。「ギーッ!ギーッ!・・・ジャリジャリ!・・・」 バイク好きが最も嫌いな音がします。


そして右側です。オイルを垂らしてピストンをそろっと載せました。すると「スーッ」とピストンが勝手に動く!オイル無しとオイルを垂らした状態のこの動きの違いにぴっくりです!


次に、左がシングル50番。右がマルチ20W50のオイルを垂らしい挑戦・・・ 左は「グンッ・・・グンッ・・・」 右は「グッ・・・シュルシュル・・・」 この違いは歴然。 


彼は1964T120Rの石原さん、「オーッ!違うーっ!」 強く押してもガンとその場を逃げないシングルグレードオイル。スッス、スッスと横に移動するマルチグレードオイル。その金属どうしの距離感の違いに全員驚きが・・・


更に、実物のシリンダーにピストンが入っています。左にはシングル50番、右にはマルチ20W50を塗布。各人がそれぞれコンロッドを持ってピストン運動させてみました・・・「重てーっ!」 高フリクションエンジンの我が英国車のエンジンってこんなに抵抗が有るんだ。現行車の低フリクションエンジンとの違いに先ず驚く。 そして、右側を押すと「軽い!全然違うーっ!」 シングルオイルの隙間に留まる力強さと、マルチオイルの逃げの速さを身を持って体験。低速走行時のシリンダー背面での過酷な油膜切れ症状にどう立ち向かえば良いのか・・・自分の目と手と感触で再認識致しました。布引流オイル学 Vol.1Vol.2Vol.3
オイル必要な方はコチラ


次は、さりげなく格好良さを演出するセンタースタンドの掛け方です。ご存知のように古い英国車のスタンド類とは衝撃により摩耗変形が簡単に起き、最終的にその機能を失う、非常に貧弱に出来ています。ですから、丁寧に扱うことがこの世界では常識なのです。



各人のエンジンの始動の仕方も合わせてスタンドの掛け方をも指導。センタースタンドは持ち上げる時よりも止る時にこそ力を入れる。そっと持ち上げて・・・グッと力を入れてそろりと降ろす。これが上手なセンタースタンドの掛け方ですよ。


次に、意外に下手なのが車体の取り回し。英国車上級者として駐車スペースでオロオロするなどもっての外、サッサッサッと移動させたいもの。要はバランス感覚と経験。危険のない範囲で積極的に練習してみる事も必要ですね。更に理屈を補てん。「ハンドルを右に切ると車体は急に右に傾くぞ、ハンドルを左に切ると車体は急に左に傾くんだ。特に体から離れる右に切る時には足腰を安定させて慎重にやろう・・・」トラユニット650の岡本さんがトライ中ですね。


次はパティシエLENAさん、やはり力のない女性には辛く危険な局面が多い。このユニット650のトライアンフはそれでもかけやすい部類。車種を選ぶとき、格好良さも大事だけれど扱えるかどうかの方が大事なんだな。


センタースタンドを降ろす事も女性には一苦労だ。車体の横に立って格好つけるよりも、ブレーキに手をかけこうして座って降ろす方が転倒の危険性が少ない。又、止める場所の勾配にも気を配らないと絶対に押せない羽目になる事もある。そんな時は「すみません、手伝ってくれませんか?」って言えるのも女性の特権。笑顔を添えて大胆に頼めるようになるって事も上級者のテクニックなのかな?


そんなこんなであっという間に日が暮れてしまいました。本日の参加者の紹介です。向かって右側から1964T120Rの石原さん、続いてプロダクションレーサーの氷見さん、お隣はBMW R50の山田さん、続いてトラユニット650の岡本さん、そしてBSA A65のパティシエLENAさんです(美味しいパウンドケーキご馳走様でした!)。で、最後はわたくし松枝です。皆さんお疲れ様でした!
合わせてこちらも是非ご覧ください。布引流英国車講座上級者編その1その2その3

参加者の皆さんには布引流英国車講座限定オリジナルTシャツをお持ち帰り頂きましたよ。背中側。


こちら胸側です。このように布引クラシックスでは各回ごとに布引流英国車講座限定品を製作しています。今回は夏をにらんで白いTシャツにしてみました。次回の秋には長袖Tシャツ又はトレーナーを作ってみようかなと考えています。お楽しみに!


今日紹介した以外にも色々な知識や情報をお話ししました。英国車上級者になるって事は何も特別な事ではありません。ビギナーとの違いはそれらを意識しているかしていないかの違いです。今日、初めて手にした電気部品や初めて感じるオイルの違い。車体の取り回しやセンタースタンドの掛け方。普段出来るようで出来ないこうした事の練習はきっと皆さんの為になって行く事でしょう。是非、これからも英国車乗りを引っ張る立場で役立てて頂きたいものです。
で、今日こうして遠くから訪ねて頂いた皆さんを見ながら松枝も想いが強くなりました。英国車上級者として必要なことってなに?その答えが新たに見えて来た。それは、たくさん走るって事!。ガレージに止めているだけじゃ何時まで経っても上手くなれる訳がない。私も無性に走りたくなりました。今年は走りたい。もっともっと走りたい!今年もめっちゃくちゃ走ってやる!そんな思いに駆られましたよ。皆さんも是非々たくさん走ろうではありませんか!では・・・
2017.4.23 布引クラシックス 松枝

感想を頂きましたので紹介したいと思います。

コマンド プロダクションレーサーの氷見さん
「松枝さん先日はありがとうございました。今回もまた為になる話盛りだくさんで楽しかったです。特にプラグの温度を高く維持するためのスロットル操作、とても勉強になりました。実践あるのみですね!しっかり走り込みたいと思います。また布引ツーリング、企画よろしくお願いしますね!」

BSA A65 のLENA さん
「オイルの体験コーナー。触って感じると分かりやすいです。オイルって大事、シングルオイル?…なるほどーふむふむ…
エンジン止まったトラブル編。 なにも出来ないかもしれないけど、知ってるのと知らないでは焦り度が違う。考えるべきポイント押さえておくこと大事だと。 整備がしっかりされてるバイクに乗ってる皆さま、あまりトラブルなさそうなところはさすがですっ
いちばん楽しみにしていた最後のコーナー!実際にトライアンフに触れて、跨って❤︎ ドキドキわくわくっ初めての私はとても緊張と興奮にまみれておりました。 身をもっての体験がとても分かりやすく、すーっと体に入って理解できる感じで良かったです!」

1964 T120T BONNEVILLE の石原さん
「講習会ありがとうございました!旧車の要であるキャブ、電装系をよく知れた1日でした。古いアマルのクセ。そこがまた楽しく感じれるように乗りたいと思いました。エンジンオイル。マルチ、シングルの違い、使い分けについても身をもって体験できたのでよかったです。次回も楽しみにしています!」

ユニット650(詳細忘れました!)の岡本さん
「今日もありがとうございました。センタースタンドをかける事にも拘るのが英車にカッコ良く乗るコツですね、be coolを目指します。」

お知らせです・・・次回の布引流英国車講座実技編最終回は「身につけようクレバーな英国車走行術‼」
「俺の走り方って実際のところ、どうなんだろう?・・・」 全員愛車に乗り私と走ります。そして、各人の走りを徹底チェック!写真に動画にタンデム走行で一段上の英国車走行術を松枝が伝授しますよ。お楽しみに!
  

Posted by nunobiki_classics at 00:06Comments(0)布引流英国車講座実技編

2017年04月05日

1964 TRIUMPH T120R BONNEVILLE レストア作業報告


これからの高速化時代を見据え、プリユニットモデルに見切りをつけたトライアンフ社はニューモデルへと舵を切る...時に1963年、エンジンを一体化したいわゆる「ユニット650」の誕生だ。一見順風満帆に見えるその門出とは?更に現代に於いて意味するものとは?・・・皆さんと共に見て行こう…


ある日、美しい女性を携えてひとりの好青年が事務所を訪ねてくれた。私好みな差し入れを手に 「アーリーユニットに乗りたいんですけど…」  潤沢な資金が無ければ話しは受けないよ…との私の話に理解を示し、彼は目一杯の資金を確保してくれた。


後に現地のバイヤーから連絡が入り即決した。現存数の極端に少ない1964モデルに悩んでいる暇などない。市場に出回る事すら珍しい個体を先ずは押さえる事。それがアーリーユニット650のセオリーだ。


現地でのこの車体は評価は「Great Condition!」、こちらで言うところの「極上車」だ。それでもこうして分解する。


この世界では他人の評価を鵜呑みには出来ない。フロントフォークのシールホルダー内部を覗く…この絵の意味が分かるだろうか?


フォークを一旦沈めると上がらないのはそれだけが原因じゃない・・・サイズの合わないブッシュを強引にかち込んである亊にもよる。丁度のサイズに削ってやる。


只、古いモーターサイクルのサスペンションに現行車の様な精度を求める事はナンセンスだ。車体全体として全く面白味の無いモノになってしまう。精度の低さ、作動性の悪さ…そうしたものが相まってクラシックモーターサイクルの味を醸し出す。


最早、レストレーションではステンレス製のスポークに替える事が定石となった。けれど出来る事なら当時のモノを後世へと継承したい。赤く輝くステンレスよりも剥げた亜鉛鍍金の強烈な凄みを知るべきだ。


リムも同様に一旦分解しきれいに点検洗浄する。ここで注意すべき点はみだらに再メッキを掛けない事だ。少しの傷や薄くなった表面に神経質になるよりも、ずっと使われて来たその表情を時代の粋として受け止める事の方が大切な事なんだと知らなきゃ一人前とは言えないよ。


ミドルに使う年式違いのドラムを元のモノに戻してやる。今回は幸いにも当時モノのドラムが手に入った。それも新品だなんて笑ってしまった。


私が嬉しいのはベアリングについた当時のグリスだ。「おーっ!50年前のグリスかっ!・・・」一度も路上を走る事なく変質する、当然の事ながら潤滑材としては使えないけれど、運んで来てくれた当時の空気感だけで一日幸せになれたんだ…


次はエンジンだ。全てを剥ぎ取り内部を確認する。まぁいろいろ有るのは致し方ないが、なんの不具合も無ければ有難いと思うのが本音だ。


しかし、トライアンフのケースは良く割れる。薄い肉厚だからこうしてクラックが入る。更にこのエンジンの場合、殆どに亀裂に欠損がある。全てのメネジを手直しするなんて、こりぁ大変なんだよ…


頑固に外れないカバーを取り外すと以前に何処かで直した跡がある。左2本、明後日の方向を向いているスタッドボルトに遭遇した時、皆さんなら一体どうする?…


このヘリサートの立て方ではこの穴はもう使えない。一旦削り取りアルゴン溶接で肉盛りする。それも出来るだけ外部から修復の跡が見えないように心掛ける…


そして、エンドミルで面を慎重に削り取り・・・


慎重に確認した位置に下穴を開けた後、ヘリサート用のタップでネジ切りを行う。何れの場合も直角と強度の確保がポイントだ。


先の写真と比べて欲しい、スパッと角度が出ているのが分かるだろう。今やどこでもヘリサート加工をやる時代だが、作業者によるレベルの違いが有ると知るべきだ…


その上で体裁の良さにも配慮する。こうしたボルトナットの類を総じてファスナーと言うが、こうしたモノこそが質の高い整備に配慮すべきモノ。ステンレス製に交換されたエンジンはそりゃぁ輝き美しいだろう。しかし、古い亜鉛鍍金の残るナットで組まれたエンジンを作る事は、本来私が目指すべき道なんだ。


オイルラインを洗浄しバランスを取る。シェルは慎重に選択しメインベアリングも万全を期す。トラらしくガツーンと廻ればそれでいい?・・・そんな低次元な話しとはさよならだ。ユニット650としては古典的な廻り方をするこの時代のクランクがアーリーユニット650の粋なんだ。


インレット、エキゾースト、双方のカムにタペットも完璧に仕上げる。互いの接触面は美しく輝き、これからの長き使用に絶対的な安心感を与える。ここはこうしたエンジンの肝に当たる場所。エンジンの寿命にも大きな影響を与える大切な部分だと言っておく。


トラのヘッド廻りは弱くヘタリが早い。四つのガイドを交換しシートカットを施す。バルブステムとの擦れ具合も強過ぎず軽過ぎず丁度の塩梅に持っていく。更にシートの当たり幅にもきちっとさじ加減を決める。


ピストンは新しく、各クリアランスも私なりのさじ加減だ。この辺りの値を軽く見てはいけない。二つしかないロングストロークエンジンではその違いがてき面に出るから尚更のこと自分の値を持つべきだ。


重い鋳鉄製のシリンダーに銅製のヘッドガスケット・・・性能よりも絵柄を重視する事もある。それは絶対に外せない英国車の粋だからだ。


この時代のシフト操作とはトライアンフを語る上で特徴的で、その意味を知るべきだ。「必ず理解して走るべし!頭を使って走るべし!」それがトラ使いへの第一歩だ。


キャブレターは、1964から389となる。このモノブロックキャブは1964年製造当時のモノだ。それはそれは調子が悪かった。黒煙を吹きスパークプラグは黒くエンジンの始動も困難、アンチモン製のボディーは当然の如く既に寿命が過ぎている。「クッソー意地でも直してやるっ!」こうなったら根性論だ。


そして、快調になったキャブのフロートチャンパーに着く3個のスクリューは当時レーシングとしてオプション設定されたモノ。で、このワイヤーロックを見て欲しい。現代では2本を撚線にしてクルクル巻いて使う。けれど私はここをわざわざシングルで巻いている・・・なぜか?そう、これが時代の風情。この頼りない景色こそモノブロックの粋なんだ。(因みにこのベロシティスタックはオーナーからのリクエストだ。)


ここで1964の特徴的な箇所を解説しよう。これはリアのブレーキのロッド廻り。これがリアのショックアブソーバーの外を通るのは1963と1964だけのモノ。後のモデルはずっと内側を通るけど、それでもこれが格好良いと言い切って欲しいんだな。


この一番下のステイは先代から続くスタンドの機能を兼ねるもの。要するにダートを走る時代だからパンクが多い。すると中央のナットを緩めるとこのステイがタイヤを浮かせるスタンドに早変わり。これも1964で最後となる。こうした事も知っておくと楽しくなる。


これはご存知スミス社製の通称グレイフェイス。今までクロノで見辛いものが「ズーーンッ!・・・」と連続的な動きになり評判は上々。ユニット650での元年が1964年だと知っておこう。


1964ではこのシンプルでスリムなスロットルラバーが正式だ。そして、そのスロットルホルダーはアマル社製で開度は90度となる。これが運転操作を難しくしている。緩慢なモノブロックキャブレターを微調整しながら走らせるのには90度は狭すぎる。「スロットル操作が大切なんだよっ!」とウダウダ言う私の真意がここにあるんだ。


なんだかんだと時間を要し1964ボンネヴィルは完成した。電装系統を含め多くの作業を経て完成した。程度の良いモノが極端に少ないクロスバッヂモデルに簡単に手を出すな。下手なプリユニットモデルよりも資金が必要なんだと皆さんには言っておきたい。そして各部を点検し明日はいよいよ試運転だ。


「ザッバー・・・シュワシュワシュワ・・・」新規検査に登録を済ませ、さらりと試運転に出掛けた。ここは私の大好きな丹後半島。何時訪ねても清々しい気持ちにさせてくれる私の心のよりどころだ・・・


そして納車の朝、彼にいろいろと説明して昼からいよいよエンジン始動だ。
「こうやって、ああやって・・・」 そして 「ズッバババーーァン!・・・バッバッバッバッバッ・・・」 順調な滑り出しだ。


二人でタンデム走行してある場所まで移動する。走りながら「シフト操作はこうして・・・ここが大事だから・・・」 彼は後ろから私の操作を見て 「フムフム・・・」 そして、着いたらスパルタ教育だ。「走れっ!・・・もっとスロットル開けろっ!・・・」


「結構、難しいなぁ…」とか言うから、とにかく走らせた。「ズバッバッバッバッ・・・チャッ・・・ズバッバッバッバッ・・・」暫くすると慣れて来て結構開けて走っている。サウンドが廻りの景色にこだまして結構いい音してんだ。「大丈夫だ、彼は上手になる・・・」


そして、彼がオーナーのI氏だ。感じの良い好青年。カワサキの650からの乗り換えだと言う。それにしても時間がかかってしまった。待つ者の身になればそれは苦痛だったはずだ。この場を借りてお詫びしたいと思う・・・更に今回は予算的に是非ともやりたかったペイント作業には手を付けられなかった。また、少しずつ費用を捻出してもらい依頼して欲しい。


外からは分からない状態の悪さはクロスバッヂモデルの常だ。しかし、今回この車体は誰にも負けない高品質なモノになった。その自負を抱いて大いに英国車ライフを楽しむ事が大事だ。


更に彼に頼みたい事は遠慮せずガンガンに走って欲しいという亊だ。トライアンフとはヨロヨロ走っちゃいけない、ガツーンと廻す性格のモノなんだ。こうしてコーナーを立ち上がる時「ズバッバッバッバッバッ・・・チヤッ・・・ズバッバッバッバッバッ・・・」っと90度のスロットルホルダーをじんわりと廻しながらも大胆に開けて行けーっ!・・・それがユニット650の正しい使い方なんだ。


そして、同時に愛車を労わっても欲しい。ガツーンと走った後には洗車バケツをもって丁寧に洗ってやって欲しい。鉄で出来た1964年製の機械は手入れをしなきゃ生きていけない。これからこのボンネヴィルが生きるも死ぬもオーナーの手入れ次第。どこに行っても「きれいだねー!格好いいねー!」と言われる事がこれからの君の務めだ。彼がこれから10年20年と年輪を刻んで行ってもそこには何時もこの1964年製のボンネヴィルが・・・そっと佇んでいて欲しいんだ・・・

2017/4/5 布引クラシックス 松枝

試運転の詳細
一般道走行距離・・・・・・316.1km
高速道路走行距離・・・・・20.9km
総走行距離数・・・・・・・・337.0km
使用ガソリン量・・・・・・・・・11.8L
燃費・・・・・・・・・・・・・・・・・・28.5km/L





#TRIUMPH,#BSA,#NORTON,#BRITISH MOTORCYCLE,#BONNEVILLE,#T120R,  

Posted by nunobiki_classics at 20:53Comments(2)作業報告 トライアンフ編

2017年03月26日

ストリート&バイカーズNO.184 掲載して頂きました!


ストバイNO.184 5月号発売です!今回は「いま欲しいのは"こなれ感"」・・・段々と難しい方向に行ってる気がしますが「こなれ感ってなんだ?...」 で、松枝は皆さんに言います。「布引クラシックスのオーナー諸君+α、関係ないんじゃないんですよ!皆さんに最低限度必要な事が書いてあるんですよ!」 是非、今月号買ってお勉強致しましょう!ストバイの購入はコチラ!


で、今回も取材して頂きました。ギアがどうのこうのと書いてあります。本人の記事を本人が読んで「こんな事言ったのか?フムフム・・・」みたいな...いつも精力的な取材、感謝してますよ!


次に、「布引流英国車講座実技編」の様子も載せて頂きました。布引クラシックスではビギナー対象にこんな事やってますなんて紹介頂いていますよ。参加頂いた愛媛のО氏、謎の女Aさん、パティシエLさん、ありがとうございました!内容はコチラ


そして、私の仕上げた車両にお乗りのオーナーの方2名、プロダクションレーサーの氷見氏にトロフィーの中野氏も格好良く載せて頂きましたよ!本人以上に松枝も嬉しいっすよ!氷見氏のプロダクションレーサーの記録はコチラ、その1その2その3最終回。中野氏のトロフィーの記録はコチラ、その1その2
ストバイ編集部の皆さんお疲れ様です、また次号も面白い内容期待していますよ。ご一緒にモーターサイクル業界盛り上げて行きましょうね!松枝
  

Posted by nunobiki_classics at 20:03Comments(0)お知らせその他

2017年03月21日

イベントのお知らせです。4月に山中湖です! 6th TRIUMPH RIOT


4月16日午前10時よりトライアンフのイベント 「 6th TRIUMPH RIOT」 ありますよ。場所は山梨県は山中湖、新東名飛ばして行きますか?皆さんも是非参加しては如何でしょうか?「行きますっ!」って方、松枝まで連絡ください。また、事務所にフライヤー届いてますので遊びに来てくださいね!松枝  
詳しくはコチラ「 6th TRIUMPH RIOT」を御覧ください。  

Posted by nunobiki_classics at 22:10Comments(2)お知らせその他

2017年03月07日

2017第三回布引流英国車講座実技編オーナーズクラスご案内です。

諸般の事情によりオーナーズクラスの日程変えました。(ご協力をお願いします。)
開講日時・・・・・2017年4月23日(日)
開講時間・・・・・午前10時
場所・・・・・・・・・布引クラシックス事務所
持ち物・・・・・・・やる気
その他・・・・・・・少人数制 早目に申し込んでください。
※ビギナーズクラスの方で今回の内容を是非学びたいと言う方は松枝まで連絡ください、調整します。


午前中・・・・
・難解な電装系統について学びます。「なぜ、エンジンはかからない?なぜ、途中で止まってしまう?」 充電の仕組みに点火装置の解説、更に何に気を配るべきなのか?英国車上級者としてピシっと知識を身に着けます。予習はコチラ

昼食・・・
弁当、味噌汁、飲みものはこちらで用意致します。おやつの持込大歓迎!楽しくお勉強致しましょう・・・


午後から・・・
・最も皆さんに役に立つキャブレターの話し。「どおしてエンジンの調子が悪いんだろう?全然分かんねーや!」現代人に於ける古い古ーい英国車のキャブレター学を説きます。事前に読んでください。コチラ


布引流オイル学・・・あちらこちらで言われている英国車に適したオイルとは?一体に何を信じればイイんだい?布引クラシックス松枝が本当の話を致します。事前に読んで参加しましょう。布引流オイル学 Vol.1,Vol.2,Vol.3

夕食・・・
・食事をしながら個別相談会開催、普段聞けない事をこの機会に聞いてみましょう。では、ご参加お待ちしてます!布引クラシックス松枝
申し込みは、090-8466-9959、079-557-1203 メールinfo@nunobikiclassics.comまで  

Posted by nunobiki_classics at 11:57Comments(2)布引流英国車講座実技編

2017年02月28日

第三回布引流英国車講座納車待ちクラスご参加ありがとうございました!


「第一回と第二回は面白く無いですよ!」 当初、皆さんに申しました。そして今回からからビギナー講座はいよいよ実践編。始めて触れる実車の感触・・・ワクワク、ドキドキ・・・期待が高まるーっ!
今回の参加者は、1965のボンネヴィルの愛媛のオオモトさん、同じく同年式のトラを待つ謎の女Aさん、BSAのA65のパティシエ LENAさんです。そして、A65のBさんは海外出張で止む無くキャンセル、1964年のボンネヴィルCさんはドタキャン‼ という訳で少数精鋭、布引クラシックスが本来求めていた少人数制で午前中の講義は始まりました・・・。


今回は英国車を始動するまでのイロハを学びます。 「現行車の事はもう忘れて、一から始めよう!」 「エンジンの始動は力ではなくリズムなんだ・・・強く蹴ってもかからないよ・・・」 「1・2・3・・・・グルンッ・・グルンッ・・グルンッ・・なんだ・・・」 意外にも松枝の説明は抽象的。


難解な始動装置もマスターしなければなりまぜん。 「チョークレバーは戻して効かせて・・・微量引いて行くんだぞ。」 「ティクラーは指で押して状況に応じて合わせよう・・・こんな感じだ・・・」 一人前になる為に必要な知識を頭に叩き込みます。


「とにもかくにもスロットルの合わせ方が全てだ!」 「現行車のように待っててもかかんねぇぞっ!」・・・お昼も廻りそろそろお腹も空いてきましたよ。


ランチタイムの後、本職のパティシエであるLENAさんが作ってくれたケーキ。今日メインで参加するはずだった1964のボンネヴィルCさんの完成祝いをするはずがなんとドタキャン!彼の為に用意してもらったこの素晴らしいケーキを一体どうするんだい?皆で 「Cさんサイテーッ!もう無視して頂きましょう!」 美しい仕上がりのケーキをそろっと口に入れると 「うっウメー!」 冗談抜きに上品な甘さとイチゴと生クリームのハーモニーが素晴らしい!なにより「TRIUMPH T120R」のクッキーが的を得ている!。パティシエLENA嬢、おいしゅうございました・・・レナ工房はコチラです。


(因みにこれがCさんの納車目前のトライアンフ。布引クラシックスでレストアした現存数の極端に少ない1964のボンネヴィルです。内外共に素晴らしいモノに仕上がりましたよ。間も無く試運転の報告致します。)


お腹一杯になったところで午後はいよいよ実技です。実物を前に松枝が説明開始!「てめぇらっ、やる気あんのか?!・・・オーッ!」 「・・・しくじるんじゃねーぞっ!・・・オーッ!・・・」 超体育会系布引流スパルタ教育の始まりです!


「かかったら、まずここの回転まで右手でキープしやがれっ! 一度かけたら死んでもエンジン止めるんじゃねーぞっ!」 「オーッ!」


男オオモト、最初に挑戦!では、人生初のスターターレバーを踏み込みます 「おりゃーっ!・・・」 かかりません・・・ 「おりゃーっ!・・・」 かかりません・・・何度やってもかからない。外は真冬の寒さなのに額には汗びっしょり・・・初めての挑戦に力み過ぎている。 「軽くやってごらん・・・」


「ほら・・・スターターシャフトの中心を見て、シャフトを廻すんだったろ?・・・」 「あっそうか・・・グルンッグルンッ!・・・ズズッン・・」 あっ!反応した・・・軽くリズムカルにやるとコツが掴めてきた、すると・・・「グルンッグルンッ・・・ズッ・・ズッ・・ズッバッバッバッバッバッ・・・」


 「ウォーッ・・・か、かったーっ!・・・ヒィーーン・・・ズバッズッバッバッバッバッバッ・・・」 男オオモト、感動の瞬間です!


次は同じくボンネヴィルを注文頂いた謎の女A 「行きまーす!」 始めて来店した時、「そんな棒みたいな細い体にはトラの650は無理だっ!」 と追い返した・・・それでも 「私、トライアンフ乗りたーいっ!」 って言うんだよ。


当然のこと彼女には難しい。痛い思いをして諦めて帰ってくれ・・・案の定、苦戦している・・・「よいしょっ!・・・よいしょっ!・・・もう一丁!・・・」 彼女の意気込みとは裏腹にトラは全く無反応・・・


「やめりゃいいのに、まだやるの?・・・」 女の意地とは恐ろしい、段々と激しさが増していく・・・男オオモトもドン引き、避難開始! 「なんだこのおんな・・・すげーっ荒れ狂ってきたぞ・・・」 長い髪を振り乱し妖怪のように暴れている・・・


すると 「ズッズッ・・・ズッバッバァーーンッ!」 事もあろう事にエンジンかかったぞ!!


「バッバッバッバッバッ・・・3千キープしやがれっ!」 「死んでもエンジン止めるんじゃねーぞっ!・・・ハーイッ!」 女の底力を実感致しました。


続いてBSAのA65のパティシエLENAさん、今までの二人とは相反していとも簡単にエンジン始動! 「ズッズッバッバァーーンッ!・・・バァーーン・・・バァーーン・・・」 スロットルあおって遊んだりして楽しそう。


「バァーーン・・・バァーーン・・・」 振動で後ずさりするトラを後ろから大本が必死に抑えるも、パティシエLENAはルンルンの笑顔でご満悦!? 「なんだよ・・・そんなに簡単にかけるなよ・・・」 講師松枝は二人の女性がここまで簡単にかけるとは思いもしなかったのでありました・・・


更に布引流英国車講座は続きます。「次は走りだっ!・・・」 各人、エンジンの始動、発進!ローギアからセカンドギア、サードギアにトップギアへと・・・「いいかっ!・・・クラッチは底まで握れっ!・・シフトは丁寧に踏み込めっ!・・・エンジンはズッドーンと廻すんだぞっ!・・・オーッ!」


「頭を伏せろっ!・・・スロットルをもっと大きく開けてっ!・・・オーッ!」 一般道からワインディングロードに高速道路に至るまで、その走り方をイメージトレーニング。初めての英国車のエンジンを始動してそのサウンドとバイブレーションを体験する・・・完成した暁に実際に乗る時に、今日の体験が必ず役に立つ、そんな講習会となりました。


そして、当店の社員食堂化している「牛屋たなか」で反省会。(牧場直営店、旨い肉がリーズナブルに食べられる)コチラ


左からA65のパティシエLENAさん、トラ650の謎の女Aさん、1965ボンネヴィルのオオモトさん。布引クラシックスオリジナルラグランTシャツとカレンダーを手に家路に着かれましたよ。

では、感想を頂きましたのでご紹介いたします。

男オオモトさん。
「やはり少人数なのが良かったです。一人当たりの充実度が高くて・・・今日は、自分のボンネヴィルのエンジンを始動出来て感動しました。ありがとうございました!」

謎の女Aさん
「トライアンフの始動とっても感度的でした!びっくりしてあたふたしましたが(笑)。チョークやティクラー、キャブ(気化器)の話もとても勉強になりました!本当に1日ありがとうございました!」

パティシエLENAさん
「トライアンフのエンジンをかけるなんていう貴重な体験をさせてもらい「乗りたい!」って気持ちにさせられちゃいました。 まだまだ勉強・体力足りませんが…エンジン始動出来て感動!ひとりではしゃいでしまいました!楽しい一日でした!」

総括
皆さん、初めて英国車のエンジンを自分の力でかけた時の事、覚えていますか?あの感動を今も覚えていますか?今回の講習を受けて頂いた3名の方はもちろん未だ始まったばかりです。不安で先の見えないトンネルの中・・・それでも今日、自分の足でかけたこの経験で一抹の光明が見えてきた。ぐっと自信を持つ事が出来きたんだ。・・・勿論、誰にでも未知への不安は有ります。何度も言いますが古い英国車は今のバイクと同じではありません。暑い湿度の高いこの日本で上手に英国車に乗るための知識を自分の身体で体感する事・・・それはとっても大切な事なのです。そして、「布引クラシックスの顧客たる者、クールに走れっ!」 これが布引クラシックスで英国車を売る時の絶対条件。要するに「下手クソには売らん!是が非でも上手になれっ!」 次の第4回は「布引流英国車走行術」 待ち焦がれた愛車が納車され公道デビューする時にガツーンと走れるように学びます。受講生の皆さん、第4回も必ず参加して頂きたいと思いますよ。では・・・    2017.2.26 布引クラシックス 松枝  

Posted by nunobiki_classics at 20:31Comments(0)布引流英国車講座実技編

2017年02月05日

ストバイ3月号発売してますよ!


寒い冬は本を買って自宅で読んでみては如何ですか?
「ノームコア」ってところではメグロ、カワサキのWの特集やってます。英国車党の皆さん、一度読んでみてください。「バイクに国境なんて無えぜっ!」 ね、楽しさなんて国が違っても不変なのです。布引流英国車上級者である皆さんなら分かるはずですよね。
そして、松枝個人的に最も気に入ったのが「タイヤができるまで」コレめっちゃ面白いです。皆さんタイヤタイヤと軽く言いますけどこんなに深さがあるなんて超おススメですよ!
ストバイの購入はコチラから!  

Posted by nunobiki_classics at 20:38Comments(0)お知らせその他

2017年01月22日

この春から英国車に乗ってみませんか?

布引クラシックスでは、「安心の英国車」を販売しています。それは「裏表のない仕事」、絶対に知らぬ存ぜぬとは申しません。折角お越し下さる皆さんを裏切るような事はしない・・・それが布引クラシックスのモットーです。そんな中、この春に乗れる英国車を2台ご紹介したいと思います・・・


1973 NORTON COMMANDO 850 Interstate Mk1A
1970年代に入ると各メーカー共、パワー競争時代に突入。ノートンコマンドも750から850へと拡大しメードインジャパンにイタリアドイツ勢を迎え撃ちます。太いサウンドとトルク感、走る事の喜びを大いに実感できる850。布引クラシックス松枝お薦めの一台です。詳しくはコチラ


1966 TRIUMPH 6TA THUNDERBIRD
エンジン、車体共に快調な650サンダーバードです。もちろん長距離ツーリングもお手のもの、走る事が好きな方、遠くに行く事が大好きな貴方、この機会に是非ご検討ください。詳しくはコチラ


1975 NORTON COMMANDO 850 MarkⅢ フルレストア車
こちらはフルレストア車両製作中のご案内です。1975年に登場した左シフトペダルにセルモーター装備のノートンコマンドファイナルモデルです。英国車の魅力は足で始動する事!「セルモーターなんて・・・」偉そうに言う輩も居る事は居ます。しかし、乗ってみると「これってイイじゃん!」乗った者にしか知り得ない魅力有るスーパーマシン。そして「足に怪我をしていて・・・めっちゃ体重軽いんです・・・」 他人には分からない事情をお持ちの方も居ます。ですから、「何も恥ずかしがる事など無い!スターターモーターに左シフトを堂々と使うんだっ!」長年英国車に携わる布引クラシックスが貴方の背中を押させて頂きますよ!是非ご検討ください。(この車両は春には間に合いません・・・)詳しくはコチラ

お薦めします!
如何ですか?今の乗られている皆さんの愛車もそれはそれは良いと思います。我が英国製のモーターサイクル達とは、皆さんの大好きな現行車や今流行のバイクに較べたら幾分地味かもしれません。しかし、人には言わずも自分の生き方に誇りを持って生きている皆さん達。これから乗るバイクがどんなモノであるのか一度考えてみては如何ですか?華奢な車体に細過ぎるタイヤ・・・全く吸収しないでたらめなサスペンション・・・650㏄しかない古臭いOHVツインエンジン・・・しかし、モーターサイクルの本場欧米では、こんなモーターサイクルを今でも愛して止まない・・・その意味を体験してからでも遅くはないと思う訳です・・・どうぞ、今一度英国製モーターサイクルをご検討ください。2017.01.22 布引クラシックス 松枝
問合せは以下です。お気軽に・・・
電話079-557-1203
携帯090-8466-9959
メール info@nunobikiclassics.com  

Posted by nunobiki_classics at 17:52Comments(2)お知らせその他

2017年01月07日

布引流英国車講座上級者編「走る事に重きを置く英国車上級者たれ!」その3


前回の「変速その1」では、一時減速装置=プライマリー減速装置について学びました。非力なエンジンをプライマリー減速によってガツンッとパワーアップ!立ちはだかる大きな負荷に対して戦える所まで到達致しました。


しかし、それで走りだしても吹け切って終わりです。「ブッウォ―――ンオンオンオンオン・・・・」精々20キロ程度の速度で終わってしまいます。今回は、本来20キロ程度しか出ないモノを、5倍もの100キロを超すような速度を出す為には一体どうすれば良いのか?学んでみましょう。


今、A君はA地点からB地点に行かなくてはなりません。「無理っす!」これでは登れません、愕然とします。


「やったるどーっ!」そこでA君はスコップで階段を堀り始めました。…全く登れなかったものに一筋の光明が見えて来ました。


そこで彼はもう一段増やしました。「ハァハァハァ・・・登ったぞ―!」息を切らしながらも何とか登る事に成功です。皆さんの知らない3スピードギアボックスの実用化です。


で、これは実物のギアです。2本のシャフトにそれぞれ4つのギアが着いてます。それぞれの軸には固定されているギアと空回りするギアがあってロー、セカンド、サード、トップギアと一つずつ変速出来るようになっています。


近づいて斜めから見るとこんな感じです。如何にも強そうな歯車が沢山並んでいますね。固い鋳物の鉄を削り、研磨し、焼き入れし、焼きなましをし、仕上げをして・・・一見何でもなく見えますが、精度も高く非常に高価な部品なんですよ。


では、これがローギア(1速)です。左が廻す側(エンジン側)、右が廻される側(後輪側)、思い出しましょう、小さなギアが大きなギアを廻す時・・・廻す力は小さくて済む・・・要する本来弱い立場のエンジンでも、こうすれば強い立場になってグングン廻せる!でしたね。なので、発進して「ズッワ――ン!」強い加速感を感じる!と同時に瞬時に終わっても仕舞います。


続いて、ペダルを操作しセカンドギアにシフトアップして走り始めると「ズッズッズッズッズッズッ――――――ン!」と重さや激しさを幾分感じるもののローギアよりクリアな感じで吹け上がると同時にローギアよりも進んでいる時間は長くなりました。


そして、更にサードギアに入れて走り続けると俄然速度が乗って来る!「ズバババァ―――――ン!シュィ―――ン・・・」 と同時に随分と進んでいる時間が長い、スロットルのオンオフで幾らでも走れるようにもなりました。


そしていよいよトップギアです。「ズバッズバッズバッズバッズバッ・・・!」こりゃぁ凄いです!発進する時の心許ないあの感覚などどこ吹く風、スロットルを開けると「ズバッズバッズバッズバッズバッ・・・!ヤッホー!」何と言う変わり様でしょうか、素晴らしい! (※ギアがひとつしかない理由は後の講座で説明します。)


では、まとめます。
A君が掘り続けた4段の階段とは皆さんが一段ずつシフト操作するギアそのモノなのです。100キロの壁を目指して20キロ、40キロ、60キロ、80キロに100キロへと非力なエンジンの出力を上手に導き最終的に目的を達成する超優れたシステム。A君が一生懸命に掘ったあの4段の階段が今正に皆さんのギアボックスの中に詰め込まれているのです。


このようにエンジンとプライマリー減速装置だけでは20キロ程度でしか走れないモノを4段のギアを使い100キロ以上もの速度で走らせる事が出来るようになる。そこに忘れてならない事・・・少から大へは力が少なくて済む、小から大へは弱い力でもグングンと廻せるようになる!この「変速の特性」が巧に利用されているって事・・・
良いですか皆さん、明日からは右の足先にそっと愛情を込めてシフト操作してみましょう。一段一段丁寧にギアを上げて行きましょう。我ら英国車上級者にとってこの上ない宝の箱、それが「4スピードギアボックス」なのです。

2017.1.7 布引クラシックス 松枝 
  

Posted by nunobiki_classics at 20:37Comments(0)英国車講座上級者編

2017年01月05日

布引流英国車講座上級者編「走る事に重きを置く英国車上級者たれ!」その2

少しの知恵が走りを変える。少しの意識が人生をも変える。自分の力で至福の走りを掴み取れ!それが英国車上級者だっ!


冒頭から申し上げます。今回は英国車上級者に最も有効な話をします。それは「駆動系統」…それを、「変速」「極意」「理不尽さ」の三つに分けて説明致したいと思います。何時も難しい話はしないと言いながら今回はクドイ話になってしまいます。興味のない方はここで立ち去りましょう…


では「変速」その1を始めます。最初に皆さんの固定概念を覆します。皆さんの思う「俺のエンジンってパワー有るぜ…」これは勘違です。世の中に数ある動力源の中でモーターサイクルのような小型且つ小排気量のエンジンは非力なモノなのです。言い変えます「俺のエンジンって非力だけど優れた駆動システムのお陰でめっちゃ走るんだぜ!」こうなります。


そうしたモーターサイクルには「ギア=歯車」が多用されています。では、基本を説明します。左が廻す側のギアだとします、右が廻される側です。1の場合、Aのギアを1千回転廻すとBのギアも1千回転です。で、2の場合はAのギアを1千回転で廻すとBのギアは5百回転になります。このように、ギアの大きさ(歯数)を変える事で回転数(速度)を変えられる、これを「変速」と言います。


では次です。1の同じ大きさの場合廻す時に必要な力はそのまんまです。廻した感じそのまんまにBのギアが回ります「じわー・・・」。次に2の場合はこうです「クルクルクルクル!あれっ?軽くなりなりましたよ!」このように回転数が変わると同時にそれに必要な力も変わる、「変速」のもう一つの特性です。
要点を集約します。小さなギアで大きなギアを廻すと、回転数は下がるけど廻す時に必要な力は少なくて済む。繰り返します「小さな力でも大きな負荷をグングンと廻せるんだっ!」こうなります。


では、構造も幾分知っておきたいと思います。左がエンジン側で右がギアボックス側です。


そこにカバーが着いてこうなります。エンジンの出力軸であるクランクシャフトが左、ギアボックスのメインシャフトが右になります。


そして、双方をこうしたチェーンで連結されます。「エンジン」と「ギアボックス」が一本のチェーンで連結されている。いきなり後ろのホイールを回すのではなく、一旦ギアボックスの太いシャフトを廻すんだと知りましょう。


で、残念な事に小型軽量且つ小排気量の我がエンジンとは、ギアボックスに対して非常に弱い立場にあります。「強そーだな、こんなの廻せねーょ…」エンジンは不安になってます。対してギアボックスからその後方にあるリアタイヤ一式までは「オーラッ!どっからでもかかって来い!」と態度が超デカい訳です。「勝てる気しねーなー…」状況は完全に劣勢、じゃぁ一体どうする?


よく見ましょう。そうです、さっき憶えた「変速」です。廻す側のクランク軸のギアは小さく、廻される側のギアボックスのメインシャフト側は大きくなっています。小から大の場合、回転数は下がるけど力は小さくて済む=小さな力でもグングンと廻せる、これです!因みにこの時、概ね2分の1の比率で減速されています。


完全に不利な立場を変速の特性によって一挙挽回!非力なエンジンでも車体の駆動という負荷に対して堂々と渡り合える立ち位置をキープ!「ざまぁ見ろっ、これでどうだっ!」 これを「減速」と呼び、これら一連を一次減速装置=プライマリー減速装置と呼びます。


今回はここまで、お疲れ様でした…如何でしたか?皆さん。我が英国車の500、650、750㏄等の排気量とは、思っているよりもずっと健気なモノなんだ、エンストをした時の事を思えは分かるはず。そんなか弱いエンジンをプライマリー変速が「おっしゃー!俺にまかせろ!」と言って助けてくれている。二人でひとつの仕事をやっとの事で成し遂げている。始めから強いものではないのです。 明日にでも皆さん、ガレージに行って各人のプライマリーチェーンケースをジーッと見つめましょう。「ありがとう…助けてくれて…」きっと有難味が湧いてくるはずですよ…
では次回は「変速その2 ギアボックス」についてお話したいと思いますよ。
2017.1.5 布引クラシックス 松枝





  

Posted by nunobiki_classics at 17:27Comments(0)英国車講座上級者編

2016年12月17日

2017年度布引流英国車講座実技編スケジュールのご案内です。


第三回より、各人がより深く理解出来るようにクラス分けを致します。クラスは以下の三つ、それぞれのコース共に少人数制(4名程度)で行います。


「夢の英国車に乗たるぞーっ!」英国車納車待ちクラス
布引クラシックスで英国車を注文し納車待ちをしている方が対象です。これから乗る英国車ってどんなだろう?不安と期待に夢膨らむこの時期とっても大切な事を皆さんにお伝えします。で、第三回からは実技が中心、今までの様な難しい話は致しません。ビギナー特有の不慣れで不格好な振る舞いは避けたい・・・出来るだけ格好良く乗る為には・・・先ずは布引クラシックスの顧客として一通りのサイクルがこなせるように、ご指導いたします。スケジュールは以下です。

第三回 ビギナーズクラス・・・2月26日(日)
第四回 ビギナーズクラス・・・10月15日(黒枝豆の旬!)
最終回 ビギナーズツーリング&卒業式・・・11月3日(祝)

※若干変更しています。悪しからずご理解ください。


「もっと英国車を知りて―!」英国車オーナーズクラス
既に布引クラシックスで英国車を購入した方が対象です。見ていると残念ながら本当に英国車の楽しさを発揮している方は殆どいません。「なんとなく、こんなものかな…?」とか「これ位走れば、良いのかな・・・?」 そんな事では布引クラシックスの顧客とは言わせませんよ!ある時は「ズバッバッバッバッバッ・・・!」・・・ある時は「ズッズッズッズッズッ・・・ズッドゥーン・・・」そして再び「おりゃーっ!・・・ズバッバッバッバッバッ・・・!」 熱帯地域と言っても良いこの日本で、どうすれば快適に愛車を走らせる事が出来るのか?どうすれば1年中機関の調子を維持出来るのか?どうすれば何時も美しい外観を保てるのか?・・・実技を中心として皆さんに伝授致します。スケジュールは以下です。

第三回 オーナーズクラス・・・4月23日(日)
第四回 オーナーズクラス・・・10月22日(黒枝豆の旬!) 
最終回 オーナーズツーリング&卒業式・・・11月5日(日)

※若干変更しています。悪しからずご理解ください。


「土日は行けないよー!」土日は無理!平日限定クラス
行きたいけど土日は仕事だし・・・そんな方に個別に授業致します。恐らく少数派なので日時内容はその都度アレンジします。時には松枝とマンツーマン?ヤバイですねー、いや結構面白いかもしれませんよ。こちらは逐一相談させて頂きます。

参加費用・・・各回共に1万円でお釣り出るようにします。
お申込み・・・各クラス共に改めて自己申告してください。
その他・・・日程は変わる場合があります。逐一アップ致しましのでよろしくお願い致します。
連絡は079-557-1203、携帯090-8466-9959(マツエダ)、メールはinfo@nunobikiclassics.com まで。
では、豊かな英国車ライフを目指して 「やったるぞーっ!」 お申込みお待ちしていまーす! 2016/12/17 布引クラシックス 松枝  

Posted by nunobiki_classics at 12:51Comments(0)布引流英国車講座実技編

2016年12月07日

1972 HONDA CB750K1 新たなオーナーの下へ!


私が2015年にレストアしたホンダのCB750K1。この度新たなオーナーが決まり、新しい人生が始まる事になりました。


以前のレストア作業で基本的な状態はすこぶる良く、今回はその点検と調整を中心とした作業を行いました。以前のレストア作業はコチラ、ツーリングの報告はコチラ


とは言えプチ分解修理。今や大型バイクでは旧式このスタータークラッチ、ローラーにスプリングにピンをセットで交換。グッと喰い付く感じが増して信頼性が上がりましたよ。


やはり古いモーターサイクルのネックは電装系。それぞれの発電状態を確認し、更にバッテリーを交換致しました。


ホンダCB750K1・・・改めて走らせるとこれが感動的なんです。インライン4エンジンとは思えない暴力的なサウンド!丁度よい辺りのバイブレーション!いやー!正直めちゃイイです!


セカンド・・・サード・・・フォース・・・トップギアとグングンと加速し目の横から涙がツ―ッと流れて行く・・・誰しも若かりし頃経験済ですね。で、「グッオォォォ―――ン・・グッオォォォ―――ン・・」て、この荒々しい感覚は今の750には無いんですよ。


コーナーは至福の時。長いクランクシャフトの存在感を眼下に幅の広いハンドルを持つ手に余裕を持たせスパッと車体を倒せば「スッコ―ン!」と角度が決まる。後はフットレストに荷重がしっかりとかけ車体をホールドし更にスロットル操作を積極的に行えば 「グッオォォ――ン」 と旋回開始!・・・至極の時が流れます・・・正直言うと 「これ、欲しい・・・」 きっと皆さんも同じこと思いますよ。


そして、オーナーの中山さんが来てくれました。こうした日本製のいわゆる旧車を扱うショップは沢山有ります。専門店から大型店までよりどりみどり。その中で布引クラシックスを選んで頂いた事に私は大きく感謝しなければなりません。「ありがとう、中山さん!」心から感謝してますよ。
 

そして彼は10代の現役の頃、同じくホンダのCB400Fourを所有し走らせていたとの事。久し振りのホンダ、彼にはどう映るのか?・・・楽しんでくれると良いですね。また、感想を聞かせてくださいね。この度のお買い上げ誠にありがとうございました! 
オーナー 兵庫県三田市中山様  2016.12.7 布引クラシックス 松枝

  

Posted by nunobiki_classics at 13:30Comments(0)作業報告 その他

2016年12月06日

やれた感を大切にしたBULLET 350・・・完成間近です!


布引クラシックスでは密かに英国車以外も製作販売していますよ。コンセプトは「大型免許不要!ライトシフトモデルをリーズナブル価格で!」 ちょっと覗いてみて下さいませ…


ベース車両はロイヤルエンフィールド350。キックスタート、4スピードギアボックスに右シフトペダルなので将来英国車の購入を予定している方に良い教材となります。女性でかけられるシングルエンジンはビギナーの強い味方「英国車に乗りたいけど重くてエンジンかけられないの・・・」と言ってる貴方!これなら大丈夫です。


布引クラシックスでは英国車以外の整備にも抜かりはありません。エンジン、ギアボックスにプライマリー系統・・・修復の必要な個所を丁寧に作業します。


こうした古典的なエンジンを安心して使用できるように更に徹底整備!傷んだバルブ廻りも完全修復です。


ギアボックスは古典的機械の最たるモノ。今とは全く違うシステムなのでそれ相応のさじ加減で整備するのです。


このクラスのホイールなど元来それ程の精度なと求められていません。リムは歪みホイールのバランスも適当。しかし、一度スポークを取外し再度組み直す。可能な限りベストな形に持って行く事、やはり必要な事なのです。そして、少しの錆や傷みの風合いはそのままに使います!


スイングアームを含めて車体の整備も怠りません。出来る限り不要なモノを取り去りシンプルに。本来ならリア廻りにもハードテイルなど大幅な変更も選択可能では有るものの、この手の車は価格を抑えなきゃイケナイ。リーズナブルこそその存在価値なのです・・・


「ライトシフトモデルを低価格で!」過度の整備は避け、とにかく「モノと取っ払えっ!シンプルにしろっ!」 このブリットのコンセプト。そろそろ完成間近となりました。興味のある方、是非問い合わせください。
          価格 未定 (完成次第価格写真アップ致します。)

  

Posted by nunobiki_classics at 14:31Comments(0)販売車両その他

2016年12月03日

淡路島大磯港お食事処「渡船食堂」


「普段肉ばかり食べてる皆さん、新鮮な魚をもっと食べなきゃいけませんよ!」 
ここ淡路島の大磯港脇にある「渡船食堂」さん。わたくし松枝は時々行きたくなるんです。
松枝は肉ばかり喰ってると皆さん勝手にイメージされてますがそれは間違いです。肉はお客さんとの会食が中心で、好みは野菜と魚。なのでこうした新鮮な魚料理を毎日食べたい!しかし現実は悲しくなる程違っているのですトホホホ…


そんな夢を一時でも良いから満たしてくれる渡船食堂さん。奥の厨房では粗っぽい感じの御主人(絶対に元漁師!)が腕を振るい、おかみさんが注文を聞いてくれます(幾分怖そう…)。味は王道!小洒落た味はしません。料亭のような手の込んだ味もしません。「煮魚と言ったら煮魚だろっ!焼き魚と言ったら焼き魚だろっ!」そんな声が聞こえて来る正真正銘港の味!これが「渡船食堂」さんの魅力です‼
※春には「生しらす丼」が人気です。コチラ


で、ここ大磯港は元フェリー乗り場。私も当時は淡路島と言えばここを利用。神戸須磨港からのフェリーが発着し賑やかでした。けれど明石海峡大橋の開通以来、フェリーも廃止され今はひっそりとしてしまいました…


ここでの注意点はバイクの置き場所。道路反対側の港の奥にこの駐車場が用意されいます。決して店の廻りにバイク置かないようにしてくださいね。おかみさんが怒りますから...怖い!


店構えはこんな感じ。大磯港の国道28号線の反対側、直ぐ分かりますよ。
如何ですか、大衆食堂の王道「渡船食堂」 布引クラシックスでは毎年新春ツーリングとして1月に毎年訪れていますよ。皆さんも冬の近場ツーリングに是非如何でしょうか…
2014年1月 布引クラシックス 松枝

フェイスブックはコチラ、地図はコチラ
  

Posted by nunobiki_classics at 19:09Comments(0)ツーリング向けグルメガイド

2016年11月30日

ストリート&バイカーズ1月号発売ですよ!

布引クラシックス お客様各位 ストバイ出ましたので買ってください
お得な定期購読に素敵な特典がついているようですよ・・・注文はコチラ


今回の1月号は新車のトライアンフT100を取り上げているようです。ちょっと前に私がストバイの編集部に遊びに行った時、見せてもらいましたが中々の仕上がりでした。新車のトライアンフを狙っている方には「いいよ!」と背中を叩いてあげますよ。(うちでは売ってませんので・・・)


で、今回も走りのいろいろを解説されてます。皆さんも、もう良い大人なんだから只走ってるってのはもう止めましょう。こうした文献をいろいろと読んで少しで良いから賢い走り出来るようになりましょうよ。


まぁここの編集部は熱いですから!良く読んでみると面白い内容になってます。今度うちの店で「ストバイ出張バイク談義部屋!」みたいのやってもらおうかしら。そして皆さん、気が付けばもう今年も終わり。今度の正月にはこのストバイ1月号買ってじっくり読んでみるってのは如何でしょうか?・・・松枝  

Posted by nunobiki_classics at 20:48Comments(0)お知らせその他

2016年11月30日

徳島県道の駅日和佐「トヨタ屋の三角パン」


やはり遠くの街に行くと食べたくなるのが都会では味わえない地域の味。巷で徐々に注目されつつあるいわゆるローカルフードですね。


ここは国道55号線沿いにある「道の駅日和佐」 野菜売り場の一角に 「ん?・・・トヨタ屋の三角パン・・・?」 見つけてしまいました。 「こりぁあいいんじゃないか・・・パクッ!」 食べてみるとローカルテイストが口一杯に広がって 「ウッメーナー・・・」 めちゃくちゃ美味い訳ではありません。最近のオシャレ系パン屋の味でもありません。材料の素朴感も際立つ昭和の味そのままが何とも嬉しくて、思わず涙ぐんでしまいそう・・・(私は昭和に戻りたい典型的な人)・・・そう、こうした地域の味を噛み締める事こそ旅の醍醐味!たった菓子パンひとつでわたくし松枝ほっこりと幸せな一日を過ごすことが出来ましたよ。


また、この道の駅日和佐から10分程の所に 「うみがめ博物館カレッタ」 がありますコチラ。実は私は大のウミガメ好き、ここ日和佐はウミガメ産卵の聖地!愛らしい瞳を見ていると、胸一杯になります。「また会いに来るよ・・・」と言ってお別れしましたよ!

今日は徳島県に有る道の駅日和佐の「トヨタ屋の三角パン」と近くの「ウミガメ博物館カレッタ」を紹介致しました。皆さんも是非立ち寄ってみては如何でしょうか? 2016.11.5 布引クラシックス 松枝  

Posted by nunobiki_classics at 13:03Comments(0)ツーリング向けグルメガイド