2017年01月07日

布引流英国車講座上級者編「走る事に重きを置く英国車上級者たれ!」その3


前回の「変速その1」では、一時減速装置=プライマリー減速装置について学びました。非力なエンジンをプライマリー減速によってガツンッとパワーアップ!立ちはだかる大きな負荷に対して戦える所まで到達致しました。


しかし、それで走りだしても吹け切って終わりです。「ブッウォ―――ンオンオンオンオン・・・・」精々20キロ程度の速度で終わってしまいます。今回は、本来20キロ程度しか出ないモノを、5倍もの100キロを超すような速度を出す為には一体どうすれば良いのか?学んでみましょう。


今、A君はA地点からB地点に行かなくてはなりません。「無理っす!」これでは登れません、愕然とします。


「やったるどーっ!」そこでA君はスコップで階段を堀り始めました。…全く登れなかったものに一筋の光明が見えて来ました。


そこで彼はもう一段増やしました。「ハァハァハァ・・・登ったぞ―!」息を切らしながらも何とか登る事に成功です。皆さんの知らない3スピードギアボックスの実用化です。


で、これは実物のギアです。2本のシャフトにそれぞれ4つのギアが着いてます。それぞれの軸には固定されているギアと空回りするギアがあってロー、セカンド、サード、トップギアと一つずつ変速出来るようになっています。


近づいて斜めから見るとこんな感じです。如何にも強そうな歯車が沢山並んでいますね。固い鋳物の鉄を削り、研磨し、焼き入れし、焼きなましをし、仕上げをして・・・一見何でもなく見えますが、精度も高く非常に高価な部品なんですよ。


では、これがローギア(1速)です。左が廻す側(エンジン側)、右が廻される側(後輪側)、思い出しましょう、小さなギアが大きなギアを廻す時・・・廻す力は小さくて済む・・・要する本来弱い立場のエンジンでも、こうすれば強い立場になってグングン廻せる!でしたね。なので、発進して「ズッワ――ン!」強い加速感を感じる!と同時に瞬時に終わっても仕舞います。


続いて、ペダルを操作しセカンドギアにシフトアップして走り始めると「ズッズッズッズッズッズッ――――――ン!」と重さや激しさを幾分感じるもののローギアよりクリアな感じで吹け上がると同時にローギアよりも進んでいる時間は長くなりました。


そして、更にサードギアに入れて走り続けると俄然速度が乗って来る!「ズバババァ―――――ン!シュィ―――ン・・・」 と同時に随分と進んでいる時間が長い、スロットルのオンオフで幾らでも走れるようにもなりました。


そしていよいよトップギアです。「ズバッズバッズバッズバッズバッ・・・!」こりゃぁ凄いです!発進する時の心許ないあの感覚などどこ吹く風、スロットルを開けると「ズバッズバッズバッズバッズバッ・・・!ヤッホー!」何と言う変わり様でしょうか、素晴らしい! (※ギアがひとつしかない理由は後の講座で説明します。)


では、まとめます。
A君が掘り続けた4段の階段とは皆さんが一段ずつシフト操作するギアそのモノなのです。100キロの壁を目指して20キロ、40キロ、60キロ、80キロに100キロへと非力なエンジンの出力を上手に導き最終的に目的を達成する超優れたシステム。A君が一生懸命に掘ったあの4段の階段が今正に皆さんのギアボックスの中に詰め込まれているのです。


このようにエンジンとプライマリー減速装置だけでは20キロ程度でしか走れないモノを4段のギアを使い100キロ以上もの速度で走らせる事が出来るようになる。そこに忘れてならない事・・・少から大へは力が少なくて済む、小から大へは弱い力でもグングンと廻せるようになる!この「変速の特性」が巧に利用されているって事・・・
良いですか皆さん、明日からは右の足先にそっと愛情を込めてシフト操作してみましょう。一段一段丁寧にギアを上げて行きましょう。我ら英国車上級者にとってこの上ない宝の箱、それが「4スピードギアボックス」なのです。

2017.1.7 布引クラシックス 松枝 
  

Posted by nunobiki_classics at 20:37Comments(0)英国車講座上級者編

2017年01月05日

布引流英国車講座上級者編「走る事に重きを置く英国車上級者たれ!」その2

少しの知恵が走りを変える。少しの意識が人生をも変える。自分の力で至福の走りを掴み取れ!それが英国車上級者だっ!


冒頭から申し上げます。今回は英国車上級者に最も有効な話をします。それは「駆動系統」…それを、「変速」「極意」「理不尽さ」の三つに分けて説明致したいと思います。何時も難しい話はしないと言いながら今回はクドイ話になってしまいます。興味のない方はここで立ち去りましょう…


では「変速」その1を始めます。最初に皆さんの固定概念を覆します。皆さんの思う「俺のエンジンってパワー有るぜ…」これは勘違です。世の中に数ある動力源の中でモーターサイクルのような小型且つ小排気量のエンジンは非力なモノなのです。言い変えます「俺のエンジンって非力だけど優れた駆動システムのお陰でめっちゃ走るんだぜ!」こうなります。


そうしたモーターサイクルには「ギア=歯車」が多用されています。では、基本を説明します。左が廻す側のギアだとします、右が廻される側です。1の場合、Aのギアを1千回転廻すとBのギアも1千回転です。で、2の場合はAのギアを1千回転で廻すとBのギアは5百回転になります。このように、ギアの大きさ(歯数)を変える事で回転数(速度)を変えられる、これを「変速」と言います。


では次です。1の同じ大きさの場合廻す時に必要な力はそのまんまです。廻した感じそのまんまにBのギアが回ります「じわー・・・」。次に2の場合はこうです「クルクルクルクル!あれっ?軽くなりなりましたよ!」このように回転数が変わると同時にそれに必要な力も変わる、「変速」のもう一つの特性です。
要点を集約します。小さなギアで大きなギアを廻すと、回転数は下がるけど廻す時に必要な力は少なくて済む。繰り返します「小さな力でも大きな負荷をグングンと廻せるんだっ!」こうなります。


では、構造も幾分知っておきたいと思います。左がエンジン側で右がギアボックス側です。


そこにカバーが着いてこうなります。エンジンの出力軸であるクランクシャフトが左、ギアボックスのメインシャフトが右になります。


そして、双方をこうしたチェーンで連結されます。「エンジン」と「ギアボックス」が一本のチェーンで連結されている。いきなり後ろのホイールを回すのではなく、一旦ギアボックスの太いシャフトを廻すんだと知りましょう。


で、残念な事に小型軽量且つ小排気量の我がエンジンとは、ギアボックスに対して非常に弱い立場にあります。「強そーだな、こんなの廻せねーょ…」エンジンは不安になってます。対してギアボックスからその後方にあるリアタイヤ一式までは「オーラッ!どっからでもかかって来い!」と態度が超デカい訳です。「勝てる気しねーなー…」状況は完全に劣勢、じゃぁ一体どうする?


よく見ましょう。そうです、さっき憶えた「変速」です。廻す側のクランク軸のギアは小さく、廻される側のギアボックスのメインシャフト側は大きくなっています。小から大の場合、回転数は下がるけど力は小さくて済む=小さな力でもグングンと廻せる、これです!因みにこの時、概ね2分の1の比率で減速されています。


完全に不利な立場を変速の特性によって一挙挽回!非力なエンジンでも車体の駆動という負荷に対して堂々と渡り合える立ち位置をキープ!「ざまぁ見ろっ、これでどうだっ!」 これを「減速」と呼び、これら一連を一次減速装置=プライマリー減速装置と呼びます。


今回はここまで、お疲れ様でした…如何でしたか?皆さん。我が英国車の500、650、750㏄等の排気量とは、思っているよりもずっと健気なモノなんだ、エンストをした時の事を思えは分かるはず。そんなか弱いエンジンをプライマリー変速が「おっしゃー!俺にまかせろ!」と言って助けてくれている。二人でひとつの仕事をやっとの事で成し遂げている。始めから強いものではないのです。 明日にでも皆さん、ガレージに行って各人のプライマリーチェーンケースをジーッと見つめましょう。「ありがとう…助けてくれて…」きっと有難味が湧いてくるはずですよ…
では次回は「変速その2 ギアボックス」についてお話したいと思いますよ。
2017.1.5 布引クラシックス 松枝





  

Posted by nunobiki_classics at 17:27Comments(0)英国車講座上級者編

2016年12月18日

第3回及び最終回 布引流英国車講座オーナーズクラスのご案内です。


第3回布引流英国車講座オーナーズクラス、スケジュールは以下です。

開講日時・・・・・2017年3月26日(日曜日)午前10時開始です。
参加費用・・・・・1万円でお釣り出るようにします。
参加対象者・・・布引クラシックスで英国車を購入した方。
その他・・・・・・・原則、愛車に乗ってお越しください。

午前中・・・・
・電装系統について学びます。全く分からない未知の世界。今日からは少し見えて来る… 
・事前に読んでから参加してください。コチラ
昼食・・・
弁当、味噌汁、飲みものはこちらで用意致します。おやつの持込大歓迎!楽しくお勉強致しましょう・・・
午後から・・・
・最も皆さんが気になるキャブレター。古い英国車に必要なキャブレター学を説きます。
・事前に読んでください。コチラ
夕食・・・
・今日調整したキャブレターがどうなっているのか確認しながら向かいます。
・美味しい料理を食べながら個別相談会併設、普段聞けない事をこの機会に聞いてくださいよ。
ご参加お待ちしてます!松枝



布引流英国車講座オーナーズクラス最終回
開講日時・・・・・2017年5月28日(日曜日)午前10時開始です。
参加費用・・・・・1万円でお釣り出るようにします。
参加対象者・・・布引クラシックスで英国車を購入した方。
その他・・・・・・・原則、愛車に乗ってお越しください。又、布引流英国車講習で予習しましょう。コチラ

午前中・・・・
・難解なクラシックモーターサイクルのエンジンオイル学。今日から皆さんは胸を張って進めます。 
・布引流英国車講座事前に読んで参加ください。コチラその1その2その3
昼食・・・
弁当、味噌汁、飲みものはこちらで用意致します。おやつの持込大歓迎!楽しくお勉強致しましょう・・・
午後から・・・
・メンテナンス学・・・各自の愛車を題材に必要な調整から洗車まで手入れの仕方を学びましょう。
・布引流英国車講座を事前に読んで参加ください。コチラ
夕食・・・
・各自の愛車でそのまま食事の場所へ移動。講座の内容を頭に描き走りましょう。
・美味しい料理を食べながら個別相談会併設、普段聞けない事をこの機会に聞いてくださいよ。
・最終回となりました。心ばかりのプレゼントを用意しています。お楽しみに・・・

お願い・・・参加の申し込みは改めて自己申告してください。電話、メール、なんで結構です。
皆さんのご参加お待ちしています!松枝  

Posted by nunobiki_classics at 17:18Comments(0)お知らせその他

2016年12月18日

第三回及び最終回 布引流英国車講座実技編 「夢の英国車に乗ったるぞーっ!」英国車納車待ちクラス ご案内です。


第3回布引流英国車講座実技編 英国車納車待ちクラス
詳細以下です。

開講日時・・・・・2017年2月26日(日曜日)午前10時開始です。
参加費用・・・・・1万円でお釣り出るようにします。
参加対象者・・・布引クラシックスで英国車を購入し納車待ちの方。
その他・・・・・・・実技ありますので、今所有のバイクに乗ってお越しください。
お願い・・・布引流英国車講座に色々と書いてます。是非読んでからご参加ください。コチラ

午前中・・・・
・古いモーターサイクルとは?英国車を走らせる為の「いろは」を簡潔に解説します。
・次に交代で英国車に跨り、古い英国車は何が違うのか?走らせる為に何をすれば良いのか?身体で憶えます。
 
昼食・・・
弁当、味噌汁、飲みものはこちらで用意致します。おやつの持込大歓迎!楽しくお勉強致しましょう・・・
午後から・・・
・メンテナンス学・・・各自の愛車を題材に必要な調整から洗車まで手入れの仕方を学びましょう。
 「それじゃ上手く走れないよ・・・こうしなきゃ・・・」とか。将来、有る程度の事は自分で出来るようになる為のお勉強です。
夕食・・・
・洗車が済んだら、各自の愛車でそのまま食事の場所へ移動。講座の内容を頭に描き走りましょう。
・美味しい料理を食べながら個別相談会併設、普段聞けない事をこの機会に聞いてくださいよ。


布引流英国車講座実技編 英国車納車待ちクラス最終回
続けて最終回の予告です。
開講日時・・・・・2017年4月30日(日曜日)午前10時開始です。
参加費用・・・・・1万円でお釣り出るようにします。
参加対象者・・・布引クラシックスで英国車を購入し納車待ちの方。
その他・・・・・・・各自愛車に乗ってお越しください。

午前中・・・・
・英国車のエンジンを始動してみましょう。始動、暖気運転・・・その他疑問点をディスカッション!
・松枝の後ろに乗ってタンデム走行!「こんな風に走ると楽しいよ・・・」とか会話しながら走ります。
昼食・・・
弁当、味噌汁、飲みものはこちらで用意致します。
また、おやつの持込大歓迎!楽しくお食事致しましょう・・・
午後から・・・
・布引プチツーリング!「ズバッズバッズバッズバッズバッ・・・」
 走って休んで話しして・・・もう直ぐ届くであろう各人の英国車に想いを馳せましょう・・・
夕食・・・
・プチツ―の後そのまま食事の場所へ移動。
・美味しい料理を食べながら個別相談会併設、今日で講座も終了何でも聞いてください。
・講座の最後にプレゼント用意有るかも知れませんよ。楽しみにしてくださいね。

お願い・・・申し込みは改めて自己申告してください。連絡は携帯メール何でも結構ですよ。お待ちしてます!松枝  

Posted by nunobiki_classics at 13:51Comments(0)お知らせその他

2016年12月17日

第三回布引流英国車講座実技編 クラス分けします!


過去、第二回までに基本的な話しを終了致しました。第三回から、より深く理解出来るようにクラス分けを致します。クラスは以下の三つ、それぞれのコース共に少人数制(4名程度)で行います。


「夢の英国車に乗たるぞーっ!」英国車納車待ちクラス
布引クラシックスで英国車を注文し納車待ちをしている方が対象です。未だ触れた事のない英国車ってどんなだろう?不安と期待に夢膨らむこの時期に布引クラシックス松枝がとっても大切な事をお伝えします。で、このクラスは実技が中心です。もう難しい話は致しません。近い将来届く予定の英国車、正しく、安全に、楽しく走る為に有効な知識を身体全体を使い憶えます。スケジュールはコチラ


「もっと英国車を知りて―!」英国車オーナーズクラス
既に布引クラシックスで英国車を購入した方が対象。こちらは実技と講義と半々。少し知るだけでもっと楽しくなるのに・・・ちょっと分かってリゃちゃんと走ったのに・・・もっと愛車を大事にしようよメンテナンス学等々・・・コンセプトは「たった一度の人生、どうせ走るなら豊かに走ろうよ!」 これがオーナーズクラスです。スケジュールはコチラ


「土日は行けないよー!」土日は無理!平日限定クラス
行きたいけど土日は仕事だし・・・そんな方に個別に授業致します。恐らく少数派なので日時内容はその都度アレンジします。時には松枝とマンツーマン?ヤバイですねー、いや結構面白いかもしれませんよ。こちらは随時受け付け致します。

お申込み・・・各クラス共に改めて自己申告してください。連絡は079-557-1203、携帯090-8466-9959(マツエダ)、メールはinfo@nunobikiclassics.com まで。
では、豊かな英国車ライフを目指して 「やったるぞーっ!」 お申込みお待ちしています! 2016/12/17 布引クラシックス 松枝  

Posted by nunobiki_classics at 12:51Comments(0)お知らせその他

2016年12月07日

1972 HONDA CB750K1 新たなオーナーの下へ!


私が2015年にレストアしたホンダのCB750K1。この度新たなオーナーが決まり、新しい人生が始まる事になりました。


以前のレストア作業で基本的な状態はすこぶる良く、今回はその点検と調整を中心とした作業を行いました。以前のレストア作業はコチラ、ツーリングの報告はコチラ


とは言えプチ分解修理。今や大型バイクでは旧式このスタータークラッチ、ローラーにスプリングにピンをセットで交換。グッと喰い付く感じが増して信頼性が上がりましたよ。


やはり古いモーターサイクルのネックは電装系。それぞれの発電状態を確認し、更にバッテリーを交換致しました。


ホンダCB750K1・・・改めて走らせるとこれが感動的なんです。インライン4エンジンとは思えない暴力的なサウンド!丁度よい辺りのバイブレーション!いやー!正直めちゃイイです!


セカンド・・・サード・・・フォース・・・トップギアとグングンと加速し目の横から涙がツ―ッと流れて行く・・・誰しも若かりし頃経験済ですね。で、「グッオォォォ―――ン・・グッオォォォ―――ン・・」て、この荒々しい感覚は今の750には無いんですよ。


コーナーは至福の時。長いクランクシャフトの存在感を眼下に幅の広いハンドルを持つ手に余裕を持たせスパッと車体を倒せば「スッコ―ン!」と角度が決まる。後はフットレストに荷重がしっかりとかけ車体をホールドし更にスロットル操作を積極的に行えば 「グッオォォ――ン」 と旋回開始!・・・至極の時が流れます・・・正直言うと 「これ、欲しい・・・」 きっと皆さんも同じこと思いますよ。


そして、オーナーの中山さんが来てくれました。こうした日本製のいわゆる旧車を扱うショップは沢山有ります。専門店から大型店までよりどりみどり。その中で布引クラシックスを選んで頂いた事に私は大きく感謝しなければなりません。「ありがとう、中山さん!」心から感謝してますよ。
 

そして彼は10代の現役の頃、同じくホンダのCB400Fourを所有し走らせていたとの事。久し振りのホンダ、彼にはどう映るのか?・・・楽しんでくれると良いですね。また、感想を聞かせてくださいね。この度のお買い上げ誠にありがとうございました! 
オーナー 兵庫県三田市中山様  2016.12.7 布引クラシックス 松枝

  

Posted by nunobiki_classics at 13:30Comments(0)作業報告 その他

2016年12月06日

ROYALENFIELD BULLET 350 ヌノビキスペシャル製作中です!


布引クラシックスでは密かにカスタムバイクの製作販売していますよ。それは 「NUNOBIKI SPECIAL!」 ちょっと覗いてみて下さいませ…(※写真のサイレンサーは変更予定です)


ベース車両はロイヤルエンフィールド350。4スピードギアボックスに右シフトペダルなので将来英国車の購入を予定している方にも良い教材となりますね。シフトフィーリングにワイドレシオな変速感覚は、現行車とは全く違っているんですよ。めちゃ勉強になります・・・


布引クラシックスではスタンダード車にカスタム車、共に徹底した整備には抜かりはありません。エンジン、ギアボックスにプライマリー系統・・・修復の必要な個所を丁寧に作業します。


こうした古典的なエンジンは現行車に比べて疲労も進みも小まめなメンテナンスが必要。傷んだバルブ廻りも完全です。


ギアボックスは古典的機械の最たるモノ。今とは全く違うシステムなのでそれ相応のさじ加減で整備するのです。


このクラスのホイールなど元来それ程の精度なと求められていません。リムは歪みホイールのバランスも適当。しかし、一度スポークを取外し再度組み直す。可能な限りベストな形に持って行く事、やはり必要な事なのです。


スイングアームを含めて車体の整備も怠りません。出来る限り不要なモノを取り去りシンプルに!それがヌノビキスペシャルのコンセプトなのです。(※リアショック変更予定、ハードテールにも出来ます・・・。)


この後の予定をざっと説明します。先ず電装系を刷新、メインハーネスから電球まで万全を期します。外装はマスタング2.2ガロンタンクをスペシャルペイント、リアショックをショートにし車高を下げ低重心化。サイレンサーはメガホンタイプを装着予定です。
又、完成は2017年春を予定。興味のある方、是非ご検討ください。
          価格 未定 (完成次第価格写真アップ致します。)

  

Posted by nunobiki_classics at 14:31Comments(0)販売車両ヌノビキスペシャル

2016年12月03日

淡路島大磯港お食事処「渡船食堂」


「普段肉ばかり食べてる皆さん、新鮮な魚をもっと食べなきゃいけませんよ!」 
ここ淡路島の大磯港脇にある「渡船食堂」さん。わたくし松枝は時々行きたくなるんです。
松枝は肉ばかり喰ってると皆さん勝手にイメージされてますがそれは間違いです。肉はお客さんとの会食が中心で、好みは野菜と魚。なのでこうした新鮮な魚料理を毎日食べたい!しかし現実は悲しくなる程違っているのですトホホホ…


そんな夢を一時でも良いから満たしてくれる渡船食堂さん。奥の厨房では粗っぽい感じの御主人(絶対に元漁師だ!)が腕を振るい、おかみさんが注文を聞いてくれます(めっちゃ怖そう)。味は王道!小洒落た味はしません。料亭のような手の込んだ味もしません。「煮魚と言ったら煮魚だろっ!焼き魚と言ったら焼き魚だろっ!」そんな声が聞こえて来る正真正銘港の味!これが「渡船食堂」さんの魅力です‼
※春には「生しらす丼」が人気ですよ。コチラ


で、ここ大磯港は元フェリー乗り場。私も当時は淡路島と言えばここを利用。神戸須磨港からのフェリーが発着し賑やかでした。けれど明石海峡大橋の開通以来、フェリーも廃止され今はひっそりとしてしまいました…


ここでの注意点はバイクの置き場所。道路反対側の港の奥にこの駐車場が用意されいます。決して店の廻りにバイク置かないようにしてくださいね。おかみさんが怒りますから…(ウソです)


店構えはこんな感じ。大磯港の国道28号線の反対側、直ぐ分かりますよ。
如何ですか、大衆食堂の王道「渡船食堂」 布引クラシックスでは毎年新春ツーリングとして1月に毎年訪れていますよ。皆さんも冬の近場ツーリングに是非如何でしょうか…2014年1月 布引クラシックス 松枝

フェイスブックはコチラ、地図はコチラ
  

Posted by nunobiki_classics at 19:09Comments(0)ツーリング向けグルメガイド

2016年11月30日

ストリート&バイカーズ1月号発売ですよ!

布引クラシックス お客様各位 ストバイ出ましたので買ってください
お得な定期購読に素敵な特典がついているようですよ・・・注文はコチラ


今回の1月号は新車のトライアンフT100を取り上げているようです。ちょっと前に私がストバイの編集部に遊びに行った時、見せてもらいましたが中々の仕上がりでした。新車のトライアンフを狙っている方には「いいよ!」と背中を叩いてあげますよ。(うちでは売ってませんので・・・)


で、今回も走りのいろいろを解説されてます。皆さんも、もう良い大人なんだから只走ってるってのはもう止めましょう。こうした文献をいろいろと読んで少しで良いから賢い走り出来るようになりましょうよ。


まぁここの編集部は熱いですから!良く読んでみると面白い内容になってます。今度うちの店で「ストバイ出張バイク談義部屋!」みたいのやってもらおうかしら。そして皆さん、気が付けばもう今年も終わり。今度の正月にはこのストバイ1月号買ってじっくり読んでみるってのは如何でしょうか?・・・松枝  

Posted by nunobiki_classics at 20:48Comments(0)お知らせその他

2016年11月30日

徳島県道の駅日和佐「トヨタ屋の三角パン」


やはり遠くの街に行くと食べたくなるのが都会では味わえない地域の味。巷で徐々に注目されつつあるいわゆるローカルフーズですね。


ここは国道55号線沿いにある「道の駅日和佐」 野菜売り場の一角に 「ん?・・・トヨタ屋の三角パン・・・?」 見つけてしまいました。 「こりぁあいいんじゃないか・・・パクッ!」 食べてみるとローカルテイストが口一杯に広がって 「ウッメーナー・・・」 めちゃくちゃ美味い訳ではありません。最近のオシャレ系パン屋の味でもありません。材料の素朴感も際立つ昭和の味そのままが何とも嬉しくて、思わず涙ぐんでしまいそう・・・(私は昭和に戻りたい典型的な人)・・・そう、こうした地域の味を噛み締める事こそ旅の醍醐味なんだ!たった菓子パンひとつでわたくし個人的にめっちゃ幸せになれましたよ。


また、この道の駅日和佐から10分程の所に 「うみがめ博物館カレッタ」 がありますコチラ。(内緒ですが実は私は大のウミガメ好き、ここ日和佐はウミガメ産卵の聖地)!愛らしい瞳を見ていると、更に幸せになれますよ!

今日は徳島県に有る道の駅日和佐の「トヨタ屋の三角パン」と近くの「ウミガメ博物館カレッタ」を紹介致しました。皆さんも是非立ち寄ってみては如何でしょうか? 2016.11.5 布引クラシックス 松枝  

Posted by nunobiki_classics at 13:03Comments(0)ツーリング向けグルメガイド

2016年11月14日

布引英国車用エンジンオイルおまかせセット 品番C-001 


「なんとなくだよ。オイルって良く分からないし・・・」 忠告!古いモーターサイクルに適当なオイルを入れてやしませんか?年式、車種、使用する季節、を伝えるだけ。布引クラシックスが貴方の愛車にこれぞと言うオイルをお届けします!

※大切なオイルの話し、是非ご覧ぐたさい。布引流エンジンオイル学 Vol.1 Vol.2 Vol.3



ブラッドペン ペングレード1 品番C-001
エンジンオイル3本とオイル処理ボックス(4.5L)のセット。
消費税、全国一律送料代引き手数料全て込みで¥7.070
代金は代引き発送のみ、配達日時の指定出来ます。
アナログショッピングのご注文は以下まで。
電話ファックス079-557-1203
携帯090-8466-9959 マツエダ
メールは info@nunobikiclassics.com 



  

Posted by nunobiki_classics at 20:12Comments(0)アナログショッピング

2016年10月31日

1973 NORTON COMMANDO 850 Mk1A


皆さん、最近では状態の良いコマンドも少なくなって来ました。このインターステイト・・・如何でしょうか?エンジン快調!車体も万全!走りも素晴らしい!早い者勝ちです・・・


走りだすと心が大らかになり雄大な感じになります。次にスロットルを開けると「ズッバッバッバッバッバッ・・・」めっちゃ走ります!ブレーキングを「シュ―・・・」 再びスロットル開けると「ズッバッバッバッバッバッ・・・」 カイカンです。


サイレンサーからのサウンドは良いんです。「ズンッズンッズンッズンッズンッ・・・ズッバッバッバッバッバッ!・・・」 750よりも更に迫力のサウンドです。
 

約24リットル入るペトロールタンクは長距離ツーリングで威力発揮!ロードスターのように何時もガソリンの事を気にしなくても大丈夫!安心です。

今回の850は以前から布引クラシックスでメンテナンスする上質な車両です。安心できる車体をこの機会に是非ご検討ください・・・

1973 NORTON COMMANDO 850 Interstate Mk1A 価格 問合せ下さい

電話079-557-1203
携帯090-8466-9959
メール info@nunobikiclassics.com
担当 マツエダ まで
  

Posted by nunobiki_classics at 14:21Comments(5)販売車両英国車

2016年10月16日

第二回布引流英国車講座 ご参加ありがとうございました!

第二回布引流英国車講座実技編 無事終了致しました。ご参加頂いた受講生の皆様、お疲れ様でした。

一人々ギアを手に持ち本物のギアの重さや質感を体感しました。更に空回りするギア?スライドするギア?ギアチェンジシステムのいろはを学びました。


頼りないこの時代のクラッチとはなんぞや?フリクションプレートにプッシュロッド、重いハウジングはどんな影響を与える?理不尽なクラッチシステムも学びました。


ギアシフト操作が下手な君!一体何をやっているんだよ?化石のようなシステムの操作方法を実車を使いお勉強。これからのシフトペダルの扱い方が変わりましたよ…


ギア鳴りが普通だと思う事なかれ!古い機械の最たるモノ、それでも快適に使いたいのなら、見るポイントが違うんだ!と知りました。



今回は「ギア」に「シフト操作」を部品を交え真剣に学んで頂きました。全ては「走る事に重きを置く英国車上級者」を目指す為に!受講頂いた皆さんそれぞれの思いを抱かれて家路に就かれましたよ。

ご参加いただいた受講生からのお言葉ご紹介いたします。

三田市 岡本様
「松枝さま、今日はありがとうございました。ギアの4速と5速の違いについての講義については目から鱗でした。今までは5速がいいなと思ってましたが私には4速が合っていると言うか、T120 は4速で楽しめるバイクだと知りました、益々我がバイクに愛着が湧いてきました。次回もよろしくお願いします。」
返信・・・「岡本さん、よくぞ気付いてくれました。その想いを胸に抱いて走ってみてください。楽しさ倍増ですよ!何時の日がご一緒に走りましょう! 松枝」

西宮市 氷見様
「松枝さん 今日はありがとうございました!以前にも教えていただいてたと思いますが、忘れていたことも再び勉強することができて、とても為になりました!」
返信・・・「氷見さん、ご参加ありがとうございました。これからも全開走行で行きましょうね。またツーリングお誘いします!松枝」

神戸市 森高様
「社長 用意 お弁当手配 有り難うございました。 今枝豆 食べてます。 最高に美味いです。布引ファミリーの一員になれたことを幸せに感じます。 有り難うございました!」
返信・・・「布引ファミリー役員昇格?こちらこそ参加有難うございました。コマンドS 頑張りますよ! 松枝」

岐阜県 若宮様
「おはようございます。昨日は、貴重な講義ありがとうございました。先月よりコマンド乗り出し、乗るたびに英国車の魅力に引き込まれていきます。前回のエンジン編に引き続き今回の変速車体編も、ほとんど初めて知る事ばかりで大変楽しかったです。ギアの構造を知り、シフトアップシフトダウンを今後はもっと考えて行おうと思います。次回の開催は、春ごろでしょうか?篠山の春を、楽しみに待っております。若宮
追記・・・丹波篠山産黒枝豆、早速いただきました。大変おいしく、嫁と娘とともにいただきました。ありがとうございました。若宮」
返信・・・「若宮さん、遠方からのご参加ありがとうございました。頂いたお土産、写真撮る前に食べてしまいました!次回は5月を予定しています。是非ご参加ください、お待ちしてますよ!お土産美味しかったです、ありがとうございました!松枝」

神戸市 中野様
「昨日はありがとうございました。次回講座も楽しみにしております。クラッチは大変参考になりました!」
返信・・・「中野さん、ありがとうございました。車検の件、また連絡します!松枝」

西宮市 小川様
「当時の機構を理解してその年代に見合った乗り方をして大切に維持され続けている車体はいったいどれだけあるのだろうか考えさせられます。講座を通してまたひとつ知識をを高められたことに感謝します。次回の講座もよろしくお願いします。」
返信・・・「小川さん、そうですね。今日参加頂いた皆さんと共に英国車を愛する場をずっと続けて行きたいと改めて思いましたね。私も勉強になりましたよ。ご参加ありがとうございました・・・松枝」

姫路市 石原様
「大変勉強になりました。ミッション、ギアボックスなどはユニットだとさらに見る機会が少なさそうなので、なおかつ自分のミッションで説明していただき感動しました!あと、チャンピオンはかっこいい…笑。次回は最も苦手な電装系が入っているのでとても楽しみです!ボンネビルもよろしくお願い致します!」
返信・・・「石原さん、サンプル提供ありがとうございました。次は電気!『電気が無ければ走れない!』 説くと説明致しますよ!御期待下さい。松枝」

大阪府岸和田市 中様
「こちらこそ、先日はありがとうございました。動画による説明がイメージしやすく、ギアチェンジを丁寧にしないといけない理由がよくわかりました。トロフィーのシート交換等、よろしくお願いします。」
返信・・・「中さん、ツ―アクション!分かりました?あれを理解すると更に走りが楽しくなります。がんばって!松枝」

西宮市 平井様
「返信が遅くなり申し訳ありませんm(_ _)m日曜日は楽しい講座に参加させていただき、ありがとうございました!難しいところもありましたが、本物に触れて貴重なお話をたくさん聞くことができ、勉強になりました(^^)次回も英車好きの皆さんと一緒に、お勉強できるのを楽しみにしています!」
返信・・・「平井さん、笑ってられるのは今のうちです。この先は茨の道、地獄が待ってます。止めるなら今でしょ!分かりますね?お土産有難うございました!松枝」

次回の予告です・・・
次回は、「電装系統」 及び 「キャブレター」編となります。これまたモーターサイクルにとって非常に大切なモノ。古い英国車を上手に維持する為に欠かせない項目。その大切さはエンジン本体以上のモノになります。是非、次回もご参加ください。お待ちしていますよ、この度は誠にありがとうございました。 布引クラシックス 松枝 

※今回もお土産ごお待ち頂いた 若宮さん、平井さん、お気持ち頂戴致しました、本当にありがとうございます!   

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2016年10月12日

10月16日 第二回布引流英国車講座 予定通り開講致します!


今回の内容は駆動系等です。クランクシャフトからギアボックスを経て後輪に伝わる動力の流れについて解説致します。


そして、普段見る事のない車体について話します。こうしたシンプルなパイプの構成が実際に乗る時にどう影響してくるのか?英国車上級者のツボを押さえた話しを致します。

集合場所・・・布引クラシックス事務所
集合時間・・・午前10時
解散時間・・・午後17時
夕食・・・・・・午後18~20時
持参品・・・・・やる気
その他・・・・・昼食、おやつ、夕食はこちらで用意してます。
費用・・・・・・1万円でお釣り出るようにします。(夕食代は別途、当日の割り勘です。)
クルマの方は、写真に在る駐車場所に止めてください。
電車の方はJR南矢代駅に午前8時集合 迎えに行きます。予めご一報ください。
連絡は何時でも 090-8466-9959 まで
では、お待ちしてますよ!布引クラシックス 松枝

駐車場以下です。


  

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2016年10月10日

布引クラシックス一般修理受付の御案内


「いつも調子が悪いんだ・・・」 とか 「遠出なんて怖くて出来ないよ・・・」 折角買った憧れのバイクなのに、まともに走った事も無い・・・ 「何度修理に出しても同じだし・・・」 挙句の果てに 「こんなモノだよ旧車なんだから、って言われるし・・・」  本当にそんなモノだろうか・・・?


「このままでは終われない!ガツーンと走れるようにしてやりたい・・・」 でも自分で直せる訳もなく・・・結局ずっと放置状態。愛車はどんどん傷んで行く・・・「もう修理に出す店すら見当たらないよ・・・」 段々やる気も消え失せて夢儚く消え去る・・・布引クラシックスでは、こう言う方を「英国車難民」と呼んでいます。


こうした皆さんの心の内はこうです 「とにかく普通に走れるようにしてくれよーっ!」 布引クラシックスではこのようにどうして良いのかさ迷っている皆さんの修理を承っています。近所でなくても構いません。今も全国各地から依頼を頂いています。取扱いの車種は英国車全般及び古いモーターサイクルです。

段取りについて説明します。
・電話、携帯、メール、メッセージ、ご来店・・・何でも結構です。布引クラシックス マツエダまで連絡下さい。
・次に、車両をお持ちください。現物を見なければ始まりません。
車両の搬入が出来ない方は以下です。


・布引クラシックス自社便引取り・・・松枝が皆さんの下へ直接引取に伺います。愛車の症状や希望を直接相談出来ますよ。(交通費相当分を負担頂きます、運送便よりも安くなります。)


・陸送便を手配して欲しい・・・こちらで陸送便を手配します。先ずは見積りをし、その後運送会社からの電話を待つだけ。玄関まで業者が引取に来てくれます。
・お客さんが運送便を手配する場合・・・到着日時を予め連絡ください。受け入れします。


・見積り
外観から推測できる範囲でおおよその金額をお伝えします。内部の詳細については分解後に連絡致します。また、修理代向けのローンも取り扱っています。ご相談ください。


・作業開始
オーナーの希望の下に作業を進めます。「僕はこんな風にして欲しい…」或いは 「んー…分からないから任せたい…」 様々な要求に沿った修理の仕方を心掛けています。また、修理の依頼は小さな事からフルレストア作業までどんなモノでも構いません。今まで何回修理に出しても直らなかったモノでも必ず直します。


作業の完成・・・めでたく完成!入念な確認作業を積み重ね作業は完成します。作業の経過を写真を添付してメール送信。安心ですね。

試運転・・・古いモーターサイクルは作業台の上で完成させてそのまま納車できるような安易なモノではありません。走らせて走らせて、各部を落ち着かせて、もう一度確認の作業を施す。そうやって初めて皆さんが乗れる状態になります。その為、完成後に数百キロに及ぶ試運転を実施。走行距離からコース、燃費に至るまで報告していますよ。


結論・・・
皆さんが今の環境のままで何とかしたいと思う気持ちは分かります。しかし、それはもう限界です。一度布引クラシックスに修理を出してみてください。「おっりゃーっ!・・・めっちゃ楽しいーっ!・・・」 今までの垂れ込めた暗雲が嘘のように晴れ渡る。「チョー気持ちイイーッ!」そう言って走れるように必ず致します。皆さんの少しの勇気が貴方の人生をも変える。では最後に、合言葉は? 「脱、英国車難民!」 ご連絡お待ちしていますよ・・・

連絡先は以下です。
電話 079-557-1203
携帯 090-8466-9959
メール info@nunobikiclassics.com
フェイスブック コチラ
担当 マツエダ までご連絡ください。お待ちしています。

※お願い…只今、作業の待ち時間があります。時間が掛かっても待てる方限定です。ご理解の程、よろしくお願い致します。松枝

  

Posted by nunobiki_classics at 13:57Comments(0)業務内容のご案内

2016年10月05日

2016 丹波篠山福住大西農園産「黒大豆枝豆」 販売中です!

※販売終了致しました。ご利用ありがとうございました!

遂に10月5日解禁!皆さん、今年も丹波篠山産黒大豆枝豆の季節がやって参りましたよ!。しかし、どれも同じじゃないんです!栽培される地域や農家に寄って味に善し悪しが有るんですよ!


日本一美味い丹波篠山福住産の枝豆。正式名称「丹波篠山産黒大豆枝豆」その中でもイチオシの大西農園さんの上モノを今年も(ボランティア)販売しますよ!篠山でも栽培に適した気候の中、こうしてすくすくと育ちます。


とにかく美味い!一度目をつぶって普通の枝豆だと思って食べ下さい。口に入れた瞬間 「全然違うーっ!」 分かるはずです。
丹波篠山産黒枝豆についての布引流注意事項
旬が短い!・・・10月5日に始まって20日位まで。あっという間!
鮮度が命!・・・熟成させるものではないので直ぐに茹でて食べましょう!


布引流黒枝豆の食べ方
・枝から切り取り(湯が少しだけ入るように微妙に切り取るは好みで)塩でもみ洗いする。
・たっぷりの湯に塩を入れ茹でる(塩が少ないと味気なくなり多いと辛くて食べられない)。
・茹で時間が決め手!先ず5分ほど茹でてみる。味見してその後時間を調整する。
・茹で上がったらザル等で湯切りしてそのまま冷ます。(水洗いしない!)
・食べてみて味気ない場合は塩を振る。(多いと風味が損なわれるので注意する!)
・食べきれない場合は躊躇せず小分けして即冷凍せよ!(時間が経つと風味が落ちるから)
解凍は必ず電子レンジでチンする。流水や自然解凍は水っぽくなって台無しになる。

価格は去年と同じく一束800円(送料、箱代別途)。
※日頃のご愛顧の感謝を込めていつも利益なしです(結構作業大変)。なので以下の料金等はご負担下さいね。
持ち帰りの方
丹波篠山産黒大豆枝豆 一束・・・・・800円×必要な数
写真のビニール袋に入れてお渡しします。手で提げられますよ。

発送の方
丹波篠山産黒大豆枝豆 二束入り・・・・・800円×2=1600円
箱代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150円
送料及び代引き手数料・・・・・・・・ヤマトクロネコ宅急便に準ずる。
         (一箱・・100サイズ、二箱・・120サイズ)
発送は、代引きのみ。時間指定可能です。

※10月16日布引流英国車講座を受講される方は2束が既にセットされてます。持ち帰るか発送するかを当日申し出て下さい。

御注文は、079-557-1203、090-8466-9959
メールは info@nunobikiclassics.com
その他、フェイスブックのメッセージでも可です。担当マツエダ
御注文お待ちしてます!  

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2016年10月01日

ノートンコマンド、スターターペダル用レンチ 品番T‐002


商品番号 T‐002 ノートンコマンド スターターペダル用レンチ  価格 3340円(税別)
スターターの重いコマンドで大切な事は、スターターペダル固定用のボルトをしっかりと止める事です。気がついたら緩んでいたなんて事じゃいけません。ツーリングの前には必ずレンチを当てて確認する。その時、そんなヘナヘナしたレンチではダメッ!このレンチのしっかり感は貴方に自信を届けてくれますよ!
※右上のドライバーは関係ありません。

御注文は、
電話・・・・・・・・・・・・・079-557-1203 又は 携帯090-8466-9959
メール・・・・・・・・・・・info@nunobikiclassics.com
その他何でも可

発送は、代引き発送のみになりましす。(店頭販売はやってますよ。)

発送の場合の代金は以下です。
コマンド用レンチ     3340
送料一律         800
代引き手数料       300
消費税          355
合計        4795円  

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2016年10月01日

布引クラシックス 英国車用ツールセット 商品番号 T-001


布引クラシックスが英国車を納車する時に販売している英国車用ツールセットです。
皆さんが実際に使うであろう工具を布引クラシックスが厳選!無駄なサイズも無く大変経済的です。また、通常充電に加え保持充電も可能な充電器をセット。自宅に帰った後に接続しておけばずっと必要な電圧を維持!電装系に不利な英国車には大変便利です。更に、チューブタイヤ対応のパンク応急処理剤、油汚れに効果抜群のパーツクリーナーにガラス管フューズ等々・・・英国車を買ったなら先ずはこれ位の道具は揃えなきゃいけませんよ!

内容は以下です。
・ウイットウォース規格コンビネーションレンチセット(8本組)
・ユニファイ規格コンビネーションレンチ3本 良く使うサイズ
・プライヤ―150mm
・モンキーレンチ150mm
・差替え式スタッビドライバー +♯2と- ウインカーやキャブレターの調整とか
・ショートドライバー♯6 ヘッドライトリム、エアーレバー他 とても重宝します。
・ポジドライブドライバー♯2 英国車乗りの必需品
・充電器 通常充電、保持充電どちらも可。開放型、シールド型バッテリー共用
     ※当店で販売した車両用のカプラー加工致します。そのまま接続OK!
・フューズ ガラス管、プラスチック 選択できます。
・パンク応急処理剤 チューブレス、チューブタイヤ対応 バッグに1本ツーリングの必需品です。
・ドライブチェーンオイル 布引クラシックス一押しのオイルです。
・スパークプラグ一箱 車種に寄り選択可、通常NGK (チャンピオン選択可 500円増し)
・パーツクリーナー  オイル漏れにシュッ!ウエスでサッ! 完璧です。

※内容はその都度変わる場合がありますのでご了承ください。

商品番号 T‐001 布引ツールセット  価格 39800円(税別)

御注文は、
電話・・・・・・・・・・・・・079-557-1203 又は 携帯090-8466-9959
メール・・・・・・・・・・・info@nunobikiclassics.com
その他何でも可

発送は、代引き発送のみになりましす。(店頭販売はやってますよ。)

発送の場合の代金は以下です。
布引ツールセット     39800
送料一律         1000
代引き手数料        600
消費税          3312
合計         44712円  

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2016年09月29日

エコノミーで行こう!「布引クラシックスお手軽倶楽部」の御案内


ビギナーにとって英国車とは買う事すら難いものです。何故なのか?もう一度検証致しましょう・・・

理由その1・・・店が怪しくて買える雰囲気じゃない。更に大事な技術的レベルも全く読めない。
理由その2・・・対応が無愛想。何様のつもりか知らんが常に偉そうな態度。しかもハッキリしない。
理由その3・・・料金体系が全く不明瞭。一体幾ら必要なのか見当もつかない?

まぁ何処の店でも大体こんなものです。で、理由その1とその2は皆さんにとって非常にデリケートな話しであるにも関わらず全く重要視されません。
しかし、布引クラシックスは違います。対応するのはわたくし社長松枝。そん所そこらの安モノの人間とは違います。「俺に任せておけーっ!」不安な皆さんの心を察し対応します。立ち位置は皆さんの直ぐ横、か弱いお客さんの側に立って何事にも真っ向勝負致します。

で今回、最後の理由その3に着目しました。
古い英国車とは富裕層の嗜みであって皆さんのような「貧乏人の立ち入る世界じゃない!」何度も言ってます。布引流英国車講座ビギナー編コチラ 富裕層の方、高品質を求める方はコチラです。
それでもまだ「トライアンフ乗りたいんですけど・・・」と皆さんは、しがみつきます。中には異常に熱心なお客さんも居ていろいろ聞いてると 「何とかしてやりたいなぁ・・・」 そう思う訳です。 

そこで今回布引クラシックスが提案するのが 「布引クラシックス定額制お手軽倶楽部」 です。
不明瞭な英国車の価格をはっきりと提示。諸費用に消費税を含めた定額を示します。

その前に・・・
「布引クラシックス定額制お手軽倶楽部三ヶ条」
・機械として必ず走れるモノを提供します!
・過剰な整備を控え低価格を目指します!
・お客さんと密な共有関係を構築し御一緒に夢を追い掛けます!

お客さんの誓いの言葉(要誓約)
・先ずは外装より故障しない英国車をゲットするぞっ!
・錆やヤレも超おしゃれ!自分だけのオリジナル車を目指すぞっ!
・この場に及んで贅沢は言わぬ、乗れるだけでも幸せだぜっ!

では、料金体系の説明です。
※価格についての注意!このコーナーではすべて税込価格表示です!他のコーナーでは諸費用、税別価格です、ご注意ください!

では、布引クラシックスお手軽倶楽部のコースは以下です。

いい加減にしてくれ150万円コース
車体価格124万円、検査登録費用15万円、消費税約11万円 
本来こんなはした金で英国車など造る事は出来ません。しかしチープなお客さんの為に松枝が創意工夫し努力に努力を重ねちゃんと走れる車体を造ります。そして最後に残るのは・・・どっとした疲れ・・・やりたくない、商売にならない、けれどお客さんは待っている。頼むから注文しないでくれよ!それがこの「いい加減にしてくれ150万円コース」です。※非常設コース、嘆願の有る場合のみ。コストから写真も無し

次は、何とかするかの180万円コース
車体価格152万円、検査登録費用15万円、消費税約13万円
1971年以降のトライアンフユニット650に750、BSAのA65、A75等が中心(場合に寄って1960年後半のモデルも可能)。車体の程度はミドルクラスアンダーを狙い適当な錆やヤレは気にしません。安心して走れる為の整備に徹底します。以下、写真です。
これらは1971年に車体を共通化されたいわゆるオイルインフレームモデルです。当初650ライトハンドシフトペダルに4スピードギアボックスだったものが、1970年代半ばに向かい5スピード化やレフトハンドシフトペダルに、更に排気量も750へとなります。乗って直ぐに感じるのはやはり車体の高い剛性感。「キャンプの道具を沢山積んで、後ろに彼女載せて、信州まで行ってくらぁー!」そんな感じ。750はトルクが大きくなり無理せずして走れる力強さが魅力です。価格も相対的に低くなりお手軽倶楽部御用達車両と言えます。




では、次です。
エライぞっ!堂々の200万円コース
車体価格170万円、検査登録費用15万円、消費税約15万円
正統的に行くならこの価格です。先ずは価格的に選べる車体に1960年代のユニットモデルが入ります。今までとは少し景色が違ってきます。「そうは言ってもやっぱ60年代だよな・・・」そんな方にお勧めです。但し、この価格でも油断すると予算をオーバーしますから適切な箇所に適切な作業を施し有効的な整備に努めます。布引クラシックスお薦めのコース。写真は、王道的なユニット650です。トライアンフでは1966年以降のT120にTR6、BSAではA65のライトニングにサンダーボルト等が中心になります。特にA65はトラに対して幾分買い易くなる=程度が上がる。結構魅力的ですよ。





では次に、現在お手軽倶楽部で注文を受けている方の事例を紹介します。


オーナーは山口県のKさん。彼は凄いです。「トライアンフ欲しいんですけど・・・」 遠くは山口県から彼は来ました。話しを聞いて予算を訪ねると 「・・・無理。帰りな・・・」 追い返しました。そして、1年後彼は又山口県から来ました。セリフは同じく「トライアンフ欲しいんですけど・・・」 で予算を聞き直すと同じ。 で、「さようなら・・・」 もう来ないで良いと言いました。すると肩を落として愕然と帰って行きました。


ところが何を考えているのか、また1年後彼はやって来ました。 今回も言う事は同じ「トライアンフ欲しいんですけど・・・」 いい加減にしろを通りこして 「この子、やるな・・・結構根性有るじゃないか・・・」 わたくし松枝はこう言うタイプ嫌いじゃないんです。叩かれても叩かれても這い上がる七転び八起き、今時珍しい根性の持ち主。・・・皆さん、山口県から3年も通うってのは大変な事ですよ。偉いじゃないですか。他の英国車乗りに爪の垢煎じて飲ませたい位。「よしっ!やってやろうじゃないかっ!」松枝は、こう言う時こそ立ち上がります。やると決めたら文句言わせないモノを届けてやる!「俺に任せておけーっ!」 商談成立です・・・


やると決めたら私も本気です。まともに買っては予算内に収まらない。「手頃な650を捜してくれないか?」海外の取引先にいろいろ打診します。そして 「ハイ!イイノガアッタヨ!」 親しい現地スタッフから朗報が・・・しかも1970年のT120R Bonneville 立派なユニット650がアメリカから届きました。「ヨッシャー!」


これは只のトライアンフじゃありません。私にとってこのボンネヴィルは宝物です。Kさんの夢を秘めたこのヤレたトラは私にって大切な大切なモノなのです。「くっそ―っ!やってやるーっ!」 何に対して怒ってるのか分かりませんが、とにかくいつも以上に燃えるモノが・・・「Kさん、今に見てろ!必ず感動させてやるーっ!」 


って事で、今作業の順番待ちをしてもらってます。順番が来たら作業に着手。試運転を終えてお届けします。そして、Kさんのこのコースは驚愕のいい加減にしてくれ150万円コース! もう頼むよ、勘弁してくれよ・・・特別だよ。頑張ってくれた人にはこっちとら頑張んなきゃ!これも布引流英国車販売の一例なのです。


まとめ・・・
如何でしたか、「布引クラシックス定額制お手軽倶楽部」 の御提案は?もちろんブルジョア倶楽部が理想ですコチラ。しかし、安くてもちゃんと走って頬ズリしたくなる大切な愛車を手に入れる事は出来ます。しかしそれには皆さんの寄り沿う気持ちが必要です。「古いモーターサイクルって一筋縄には行かないんだ。僕も頑張んなきゃいけないな・・・」そして、造る側の私も「くっそー今に見てろ!この野郎!」毎日格闘しながら真剣勝負そのものなのです。
そして皆さん、英国車の買い物とは一生に一度です。最初に失敗するともう2度目はありません。いわゆる「賭け」です!。大金を叩いて大きな賭けを皆さんは今からやろうとしています。どうぞ真剣に考えてください。「何処で?どんな人物から?大きな買い物をしようとしているのか・・・」 今一度考えて頂きたいと思いますよ。答えは自ずと出ますから・・・では、お問い合わせお待ちしています!・・・布引クラシックス 松枝

布引クラシックスお手軽倶楽部からのお願い・・・
・納期について御理解ください!
布引クラシックスには皆さんの注文以前にも注文済みのお客さんが居られ待ち時間があります。如何なる場合にも受付日で順番が決まります。毎日鋭意作業に取り組んでいますが、何分手間の掛かる車体です。納期についてどうぞご理解ください。松枝  

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2016年09月14日

1971 Norton Commando 750 Roadster MkⅡ納車記録


2014年にフルレストアを施したロードスター、外観は平静を保ち内部には私のノウハウを取り入れたスペシャルだ。 過去のレストア作業はコチラ


当時のコマンドのエンジンとは酷いモノだ。緩慢な初期モデル、不調でトラブル多発のコンバットエンジン、コネクティングロッドがクランクケースを突き破る850など目を覆いたくなる。だから現存するコマンド達は更にコンディションが悪い訳だ。


そこでこのコマンドでは、今までの経験値を元に刷新している。低速トルクは太く登坂能力も750としては抜群の力強さ。何よりも実走行時でのスロットルレスポンスが良く、走る楽しさは格別だ。


コマンドの車体整備は大切だ。アイソラスティックシステムにロードホルダーを始め的確に作業する。只組むだけでは上質な乗り味には至らないコマンドの山場だ。 


そして、特に高い完成度を目指したのが制動装置。ノーヴィル製のブレーキシステムを組み入れクラシック感と性能を両立させその効果は絶大。最早750㏄ハイパワーエンジンの場合これ無くして走れない。


本来コマンドのリアブレーキは相当曖昧で、ペダルを踏んでも意図したように効かない。ここにも私の経験値を入れる。 「ス―――ッ」 と来る抜群のタッチはコマンドを知る者なら驚きだ。


コマンドのタイヤは主に3種類。初期のエイボンスピードマスター系、中期のロードランナー系、後期はダンロップK81のTT100だ。そして、1971年のロードスターにはこのロードランナーが欠かせない。マッドガードと共にナローな景色が通を唸らせる。


そうして仕上げたスペシャルコマンド、今回新たなオーナーに引き継ぐ事になった。大型のアメリカ製バイクを愛用するY氏を落胆させてはいけない。更に気を引き締めて万全を期した。


そして、完成したコマンドを愛車のシボレーK1500に積み魚崎の陸事で検査を受けた。


さあ、走りだそう。真夏の空の下、恒例の試運転へと出かける。 「ズドッドッドッドッドッドッ!・・・」 エンジン各部の温度が均一になる頃、大きくスロットルを開けた…


コーナーを軽快に駆け抜ける事はコマンドの最も得意とするところ、皆さんも私と一緒に走ってみよう!
コーナーのアウトに出たならスロットルを思い切って開け続けてみよう。頭を伏せて目線はストレートエンド、ギアはサードからトップに上げた!「ズバッバッバッバッバッ・・カッコン・・ズバッバッバッバッバッ!・・・」


両足の膝でタンクを挟み車体を維持、両足裏のフットワークに備えろ!肩を丸めて腕は柔軟にグリップはしっかりと握り路面を把握せよっ!いつも腹筋と背筋と太ももの筋肉を意識して、いざっコーナーへ飛び込んで行けっ! 「ズバッバッバッバッバッ!・・・ズッドゥーーン・・・」


遅い遅いっ!スピードを下げちゃ駄目だ!もっと速度を高く維持しなきゃっ! 「ズバッバッバッバッバッ!・・・ズッドゥーーン・・・」


もう一度コーナーに入るぞっ。ストレートで限界まで加速したら頭を上げて!スロットルを戻し!クラッチを切り!ギアを下げ!スロットルをあおり!クラッチを繋ぐ!  「ズバッバッバッバッバッ!・・・トンッ・・ズッドゥーーン・・・」


ブレーキレバーを抜きつつ引きずりながら車体をを思い切って倒してみろっ!目線はコーナーのアウトを追え!忘れるな!両足のフットワークで車体をコントロールだっ! 「・・・ズッドゥーーン・・・ズバッズバッズバッ・・・」 そらっシケインが迫って来たぞ、ここは切り返しの速さが命だ! 「・・・ズッドゥーーン・・・パンッ・・・パンッ・・・ズバッバッバッバッバッ!・・・」



ここは岡山県の因美線 「美作滝尾駅」 ずっと訊ねたいと思っていた昭和の駅。この旅の目的地に選んだ。


木造の駅舎をそっと覗くと荷物を抱えた沢山の乗客が列を成し、駅員さんが「カチャカチャ」と切符を切っていた…


事務所の中には石炭ストーブが赤くヤカンの先から湯気を立て、別の駅員さんは到着した小荷物の仕分けに忙しい…


野球帽を行儀良く被った私は、小さな手で切符を握り締め、待合室の端っこに一人ポツンと列車を待っていた…


すると 「シュッシュッシュッシュッ・・・カコンッ カコンッ・・・」 黒い煙をモクモクと上げた機関車がホームに入って来た 「ボッオ―――――!」 余りに大きな汽笛にびっくりして思わず両手で耳を押さえたんだ… 「うわぁーっ!すごーい!カッコイイ!・・・」


あれから50年…誰も居ないこの駅に私はひとり立ちすくみ、今強い感動を憶えている…木の手すりの何処が悪い、切符は人間が切る事で良いじゃないか…古き良き時代を垣間見れるこの「美作滝尾駅」が私の信念をそっと支えてくれる…来て良かった…訪ねて良かった…またひとつ大切な宝物に出会えたんだ…


「さぁ帰るぞ、コマンド!・・・」 スロットルを大きく開けて中国道津山インターを一気に駆け上がった。 「ズバッズバッズバッズバッズバッズバッ!・・・・」 何も考えずに只走ろう・・・ずっとずっとひとりで走って行こう・・・きっと・・・きっとそれでいいんだ・・・


背中から射す陽が傾いて来たから、途中のインターで降りてみた。二度と同じ風景には出会えないから、この目に焼き付けておきたいんだ・・・


愛車も一日走らせれば、汚れて艶が落ちて悲しい顔をする。そっとウエスで拭き取ってやろう。愛車を傷つけ苦しませている張本人は我々なんだ。


旅に出たなら立ち止まり、愛車と共に美しい景色を一心に見るが良い。 「あっという間に過ぎ去って行くたった一度の人生の中で走るのは今なんだ!」 きっときっとそれが見えて来る・・・


そしてオーナーである彼ががわざわざ列車を乗り継ぎ工場まで来てくれた。岐阜から新幹線と在来線を乗り継いで来てくれた。心から感謝したい・・・ 


工場で実車を前に説明をした。私の動作を見せて同じことをやってもらった。彼なら大丈夫、後は古いモーターサイクルのイロハを学ぶだけだ。 布引流英国車講座中級者編 どうぞご覧ください。コチラ


そして、彼が生まれて初めての英国車に乗る。これから自力で岐阜まで帰って行く。ちゃんと帰れるかな?楽しんでくれるだろうか?無事に自宅に辿りついて欲しい。心からの願いだ・・・



そして最後に彼に伝えたい。この心血注いだコマンドは私の宝物。けれど遠くの地でひとり不安に怯えている。どうか手に入れた責任を感じて欲しい。最後まで面倒を見る覚悟を見せて欲しい。この日本で最高の仕上がりを見せるこのロードスターでも、頼れる者は世界でたったひとり、若宮さんしか居ないんだ・・・           2016.9.15 布引クラシックス 松枝

後日、Y氏よりお礼の連絡を頂きました。是非ご覧ください。

「今、無事に着きました。今日は色々と朝早くからご指導していただきましてありがとうございました。コマンド最高です!音といい、バイブレーションといい今まで味わったことのない感覚でした。右の変速には戸惑いましたが、乗りこなせるよう頑張ります。SAに止まるたび、バイカーにかっこいいですねと、声掛けられました。優越感に浸りながら帰ってきました。一生モノにします。大切に乗ります。本当にありがとうございました!」

「お疲れさまでした。喜んでもらえて良かったです。徐々に自分のモノにしてくださいよ!また一緒に御嶽山走りましょう!松枝」

参考資料
一般道  走行距離        244.7km
高速道路 走行距離        101.4km
総走行距離            349.1km
ガソリン(無鉛ハイオク)        15リットル
燃費               23.2km/L

試運転コース往路


試運転コース復路
          

Posted by nunobiki_classics at 14:27Comments(0)作業報告 ノートン編