2018年01月26日

布引流快走路ガイドその5 岡山県 「因美線 美作滝尾駅」

山陰本線「鎧駅」に続いてひとり旅専用駅をご紹介致します(鎧駅はコチラ)。

ここは岡山県の因美線 「美作滝尾駅」 映画「寅さん」のロケでも使われたそうです・・・


昭和40年代位まで、駅と言えばこのような木造駅舎だったのです・・・


駅に入ると昭和の景色がそのままに残されている・・・


切符売り場も長椅子も当時のまま、皆が忘れていったモノがここにあるじゃないか・・・


ホームに出ると単線が続いていて、廻りに広がる普通の田舎の景色に泣けてくる・・・


そして、この駅には何もありません。・・・そう何も無いんです・・・あるのはたった一つ、貴方の尊い時間だけなのです・・・

因美線美作滝尾駅駅へは神戸方面から中国道島で約2時間半。因美線や伯備線には他にも魅力的な駅や沿線があります。是非訪れてみては如何でしょうか・・・2018/01/17 布引クラシックス 松枝
地図は以下です。

  

Posted by nunobiki_classics at 12:57布引流快走路ガイド

2017年11月12日

布引流快走路ガイドその4 「国道429号線生野ダム付近」


兵庫県の国道312号線と国道427号線をつなぐ国道429号線。昔栄えた「生野銀山」と言えば知ってる人多いと思います。その生野ダムの湖を「銀山湖」と呼びその付近の道が中々良い所なんです。


秋はこんな風に紅葉の名所に・・・ポイント見つけて写真を撮って、また走る・・・


初夏は瑞々しい新緑が美しい・・・時々写真撮っては青垣峠で引き返し、帰りは走りに専念する みたいな…

ガイド・・・
この辺りは、適度なコーナーが連続するダム特有の道。少しサスペンションの具合を確かめたくなったら走りましょう。但し、紅葉の時期には観光するマイカーも居るので、是非大人の走りをお願いしたいと思います。

注意点・・・
青垣峠より東側は、林道的な酷道(舗装路)なので峠より西側が快走路になります。

合わせて行きたい付近の道・・・
四輪車も少ないコーナー楽しめる穴場ロード・・・国道427号線「遠坂峠」 四輪車に対向車が居なければ本気で走れる松枝イチオシの道・・・

まとめ・・・
では、今回のまとめをします・・・
・春から晩秋までの景色を堪能できる・・・
・道も適度なコーナーの連続でそれほど速度を出さなくてもそこそこ楽しめる・・・
・廻りに良い道が多い・・・
・帰りの西脇市ではお茶できる・・・

毎年11月は紅葉真っ盛り、是非皆さんも次の日曜日には出掛けてみては如何でしょうか・・・  2017/11/12 布引クラシックス 松枝

オプション・・・帰りに寄りたい店(何れも西脇市内です。)

「バーガークレイジー」さん、皆さん知ってる美味いハンバーガーの店、営業時間を確かめてから行ってくださいね。コチラ


「レ・ボ・プロヴァンス」さん、紅茶好きの松枝おススメの店。冬は暖かい「ロイヤルミルクティー」 更にスパイシーな「チャイ」なんかが冷えた体に嬉しいです…コチラ


「カリンカ」さん、川沿いのカフェ、タコライスとかマニアックなメニューも密かに在りますよ…コチラ

場所は以下です、参考に御覧下さい。



  

Posted by nunobiki_classics at 12:47布引流快走路ガイド

2017年10月17日

布引流快走路ガイドその3 JR山陰本線「鎧駅」


国道178号線から小さな看板を頼りに細い小道を進んでください・・・そこに心和む景色があるんですよ。


ここは、山陰本線「鎧駅」・・・一見何の変哲もない無人のローカル駅だけど・・・


「・・・ガラガラガラガラ・・・グッォーーーン・・・」単線の軌道の上を、今も気動車が走る昭和の景色が・・・


地下道をくぐり抜け・・・向うのホームへ「さぁっ渡って行こう!」・・・すると・・・


「あっ!・・・うみ・・・・・・」 そこには、高台から望む日本海の絶景が、広い広い水平線が広がります・・・そう、ここは一人旅専用駅。人生に疲れた時、傷ついた心を癒したい時、こっそりと尋ねる処・・・このベンチに座って、只々海を眺めよう1時間でも2時間でも・・・


下を覗くとなんて綺麗な漁港なんだろう・・・黙って耳を澄ませてみると 「サワサワ~・・・・・・・・・・・・・・・」 遠くーに聞こえる潮騒と風の音だけ、「サワサワ~・・・・・・・・・・・・・・・」 傷ついた心を癒してくれる山陰本線「鎧駅」・・・貴方も是非ひとりで訪ねてみては如何でしょうか・・・
          2017.10.17布引クラシックス松枝

※・・・地図は以前の試運転時のものです。余部鉄橋で有名な「余部駅」のひとつ東隣の駅が「鎧駅」です。参考にご覧ください。


  

Posted by nunobiki_classics at 21:50布引流快走路ガイド

2017年09月13日

布引流快走路ガイドその2「福井県道16号」


京都の周山街道と言えば近畿圏の方は皆さん知ってますね。で、今回はその先にある快走路「福井県道16号」を紹介いたします。


国道162号線をずっと進んでトンネルくぐるとここ「道の駅名田庄」に到着。ここから(小浜方面)暫く行って左折すると「県道16号」の入り口があります。


福井県道16号の特徴・・・
・奥の狭いトンネルと抜けた後の狭路によって交通量が少なく大型車も居ない。
・横に小川が流れほのぼのした山間の田舎の景色が落ち着く。

注意点・・・
・トンネル過ぎてからの下りは突然急勾配の狭路に変わるので注意。
・英国車では、トンネル迄の名田庄村側が快走路になります。

ポイント・・・
・足を延ばして、美山牧場の牛乳とかソフトクリームとか食べに行く。
・更にその先、美山の藁葺きの家の辺りで蕎麦を食べる。
・或いは逆に福井高浜方面に抜ける・・・
組み合わせると一日楽しめますよ。

英国車にはうってつけの田舎道。ゆっくり走るも良し、少し頑張ってみるのも良し・・・楽しみ方は皆さん次第です。皆さんも周山街道に行った際には、是非「福井県道16号」に足を延ばしてみてはいかがでしょうか?・・・ 2017年9月 布引クラシックス 松枝



  

Posted by nunobiki_classics at 12:35布引流快走路ガイド

2014年05月17日

英国車快走路ガイドその1 青春の島「淡路島北淡コース」

布引流英国車快走路ガイド
クラシックモーターサイクルを楽しむ為の布引流英国車快走路ガイド。
英国車を活かすも殺すも道次第。心地良く走れる快適なコースをヤフールートラボに書き込みました。
クラシックモーターサイクルのオーナーの皆さん、次の休みにはちょっと遠くまで足を運んでみては如何でしょうか?
・このガイドは以下のル―トラボのコメントにコース説明を行っています。地図を開いてどうぞご覧下さい。
注意・・・ここぞと言う風景の写真は敢えて載せていません。行ってこその旅ですから…。

淡路島と言えば光輝く海岸線の道。関西圏の方なら良くご存じかと思います。
ですが今回は皆さん走らない北淡地区の山間部を走ってきました。
「あれっ?ここは信州か?」一瞬嬉しくなるような素敵な場所と巡り合えますよ。
以下、主な写真を載せています。

寒風吹きこむ1月に、比較的気候が穏やかな淡路島を訪れました。
昔ここ大磯港は神戸の須磨港を結ぶ24時間発着のフェリー乗り場でしたが今は閑散としています。
そんな中、今も元気に営業されいてる大衆食堂を伺いますよ。

これが「渡船食堂」のおかずです。店のご主人無口、おばちゃんはちょと怖い感じですけど大丈夫ですよ…
ガイドコチラです。http://www.awajishima-namashirasu.com/shop.php?eid=00022

私は、右はじの地元名産のタコと玉ねぎの天ぷら、下手前のはまちのお造りとみそ汁に小ごはん頼みました。やはり神戸と鮮度が違います。
そして、タコが一番です!と言いたいところですが、なんと下のはまちがめっちゃくちゃ美味かったです。

お店の反対側の漁港に少し入ったところにこんな専用駐車場あります。

県道71号のに右折した途中にこうしたスペースありました。
ここに止めてしばし海を眺めて下さい。「あーっ心洗われる~っ…」こんな感じになります。

津名の町を抜けた後の海岸線(国道28号線)に幅の狭い駐車スペースあります。大阪湾を一望。
この日は大阪市内がうっすらと望めましたよ。モデルは噂の好青年…鶴岡さんです。

これがカフェ「カプチーノ」さんのタコの唐揚げです。レモン搾ってサクサク食べます。「うっめーっ!」
ホームページコチラです。http://www.atsuhama.com/cafe.html

これが「カプチーノ」さん手前のタコ焼き屋さんのタコ焼きです。やっぱり食べるべきでしょ!
但し、レジのお姉さん、いつも怒ってます。が無視して結構です。
ガイドコチラです。http://www.atsuhama.com/tako.html

そして、これが北淡地区最高峰(標高約280メートル)絶景ポイント。後ろに明石海峡大橋も見えてます。

夕陽に映し出されて美しい!いい感じの写真です。

高速道路に乗る最後の海岸線はこんな感じ、青春の快走路です。

帰りに明石に寄られる方、ここが私か長年通い続けている「いづも」です。木村屋なんて目じゃありません。
ホームページコチラです。http://akashiyaki-izumo.com/

思わず一個食べてしまいましたが、これが明石の玉子焼き(地元以外では明石焼きと呼びます。)こうした赤いゲタに乗って出てきます。
ここは、出汁が美味くて、最後は飲み干してしまうほど。私の密かなお気に入りの店です。

如何でしたか淡路島北淡の旅?古いモーターサイクルでの入門用のコースとして最適ですね。
自信の無い方も、愛車をしっかりと整備してトライして頂きたいと思います。
この度は「布引流英国車快走路ガイド」をお読み頂き誠に有難うございました。
次回は丹後半島のガイドをお届したいと思います。では・・・布引クラシックス松枝  

Posted by nunobiki_classics at 16:11布引流快走路ガイド