2020年01月26日

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
エキゾーストシステムにも1950年代の風情を与える事はフェザーベットフレームには必須だ・・・

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
先ずは位置決める、単なる2本のパイプと言っても障害物があって熱的な考慮もしながらセットする・・・

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
外装を仮置きし、全体のバランスをみる。この時、サイレンサーを極力前方に位置させることがセオリーだ。

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
御覧のようにサイレンサー内には何も無い方が当時の雰囲気を味わえる・・・が、そうもいかない。

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
以前にも紹介したが、音の悪い消音器部分の加工をする。中の間仕切りとなっているパンチングの板を取り除く・・・以前の加工は→コチラ

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
プレートを溶接し補強する・・・

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
消音材としてスチールウールを巻く。沢山巻けば音は豊かに、少なくすれば甲高く下品になる。更に、グラスウールにすれば音はふくよかになる反面飛散が進んで消耗が早い・・・

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
今回はコーンのキャップは不要、だが消音器の固定にネジの受けが必要なので加工する・・・

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
キャップの部分を1.5mm程残してカットしたネジ部の受け・・・

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
フライスの加工跡が見えると時代的にドン引きになるので、ここは手やすりで鋳物感を醸し出したい・・・

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
手前が加工前、奥が加工後・・・今は僅かな差にみえるが、するとしないでは大きな差となる。

1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その14
最後に塗装を施し完成、フェザーベットフレームに合わせてコンパクトにまとまりイイ感じに仕上がった。つづく・・・




同じカテゴリー(作業中車両のプチ報告)の記事画像
1975 NORTON COMMANDO 850 Mk3 Roadster プチ報告その6
1965 TRIUMPH T120R プチ報告その4
1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その17
1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その16
1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その15
1958NORTON DOMINATOR 長野県Tさんプチ報告その13
同じカテゴリー(作業中車両のプチ報告)の記事
 1975 NORTON COMMANDO 850 Mk3 Roadster プチ報告その6 (2020-03-01 01:24)
 1965 TRIUMPH T120R プチ報告その4 (2020-02-13 22:50)
 1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その17 (2020-02-05 20:38)
 1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その16 (2020-02-03 01:02)
 1958 NORTON DOMINATOR 88 長野県Tさんプチ報告その15 (2020-01-27 16:30)
 1958NORTON DOMINATOR 長野県Tさんプチ報告その13 (2020-01-13 00:11)

Posted by nunobiki_classics at 12:03 │作業中車両のプチ報告