2019年11月14日

1964TRIUMPHT120R BONNEVILLE 沖縄県Kさん 車両直輸入プチ報告その2


2019年7月に注文を受け、その9月にアメリカから届いたボンネヴィルを神戸税関で手続き終えて工場に搬入・・・
※布引車両直輸入のくわしい状況は→コチラ


開梱してみると、「布引お手軽倶楽部最上クラス」のベース車両」としては抜群の状態・・・
※お手軽倶楽部は→コチラ、ブルジョア倶楽部は→コチラ


ぺトロールタンク(塗装が1963年になっている)、前後のマッドガード(ステンレス製になっている)、各ボルト類がクロームメッキされている(アメリカらしい)、を除けば超上出来「いいじゃない!・・・」


左回転のタコメーターもちゃんとあるしエキゾースト関係もオリジナルで前後のリムもダンロップ製が残っているしその他欠品もなくベース車両としてはベストチョイス!さすが布引クラシックさんですねぇ・・・(手前みそ)。


そして、オーナーのKさん、沖縄県は石垣島から飛行機とレンタカー乗り継ぎ遥々と再び来店してくれましたよ!(石垣島から2回も来てくれてます。) 


「…いいですね!」と開口一番、初めてのマイボンネヴィル、ふたりで梱包の枠を外して車両を取り出しイギリス生まれでアメリカ育ちのボンネヴィルに初めて日本の地を踏んでもらいました・・・「お疲れさま!」


1963~1965年のいわゆるクロスバッヂモデルは現存数も少なく市場に出回るモノは非常に程度が悪い。とんでもなく費用の掛かるような劣悪車両がはびこる中、こうした上物のベース車両を確保できたことは実は素晴らしい事なんだ・・・


そして前回の「広島もみじ饅頭」&「チーズケーキ」に続いて今回は「北海道のロイズさんのチョコ石垣島バージョン」 頂きました!・・・嬉しいですね。そう、松枝も生身の人間こうした心遣いが車両の仕上がりに大きく響く・・・やる気が全く違ってくる・・・キラッと輝くボンネヴィルになるのか?そこらへんに転がっている適当なボンネヴィルになるのか?ここが運命の分かれ道・・・これこそが布引流顧客対応法なのです・・・(半分嘘です!笑) そしてKさん、安心&喜んで帰って行かれました。とりあえず分解整備の着手迄、待っててくださいね。では・・・ 2019.11.13 布引クラシック松枝

  

Posted by nunobiki_classics at 12:17作業中車両のプチ報告